儚くて美しいもの

先日、ガラス作家さんの展示会へ行ってきました。儚くて美しいガラス、繊細なほど口あたりも良くて、大切に扱いながら日常使いしたいものです。

ガラスの造形美、好きです。
花器や照明などは危険を孕むので、ある程度の厚みやしっかりとしたものがいいかもしれないですが、食事に関わるもの、特にグラス類は儚く薄くて口あたりのいいものがお酒の味わいをより深めます。笑。
そして、酒類に合ったカタチであることも大切。

いいものこそ、今使う。自分のために使いましょう。
片付け作業にお伺いしていた頃、いつかの来客のために、とか、今の器が割れたら、という時のためにたくさんのいい器を大切に仕舞い込んでいる状況もよく目にしました。日常は割れてもいいどうでもいいもの、を使っていたりして。

いつか?のために仕まい込んでいても、いつ使えない状況になるかわかりませんし、日常の中で使うたびに満足感と喜びを感じながらどんどん使いたいものです。
割れた時には、「カタチあるものは壊れるもの、ありがとう!」と覚悟して。それが「大切にしていること」なのだな〜〜と私は思います。

先日、6月10日(土)〜24日(土)まで東京・蔵前「器とタカラモノ proto」で開催されている「菊池大護 個展」へ行ってきました。
以前、ブログでお伝えした「蔵前散策」の際に初めて伺った店舗でしたが、この時に出会ったガラス作家さんの作品の美しさにすっかり魅了されています。
前回は酒器のセットを購入。日本酒の味わいが、器で全く変わります。家ではあまり日本酒をいただく機会は少ないのですが、最近は新鮮なお刺身を買えた時には必ず登場するようになりました。

展示会の様子はこのような感じでした。(初日が土曜日だったので、平日に訪れたらすっかり売れてしまっていましたが。。。)

今回はビールグラスを購入。(写真がなくてごめんなさい。ガラスの写真は難しい。。。またいい感じに撮れたら。)
初めて関東での個展とのこと、初日に伺えたらご本人にお会いできたようです。
まだ25歳という若さ、未来が楽しみですね。
こちらのお店のセレクトもとても好きです。器への愛が伝わる気さくな接客、お母様と息子さんで経営されているご様子でした。季節ごとに訪れたい場所です。皆様もぜひ、お近くに行かれましたら。

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