設計変更Before&After【N邸】

連続でN様邸の内装工事のことを書いてきましたが、その前はどのような間取りだったのか、全く書いていなかったことに気づきました。。。
これまでの記事は最後にリンクしておきます。

こちらの案件は新築マンションでしたので、マンション建設前から設計変更の打合せを進めるため2年ほど前から関わらせていただいていました。変更後の構想はほぼできていらして、もともとの図面はこちらでした。4ベッドルームのある4LDK。収納の部分をグリーンのマーカーで塗ってみましたので比較してみてください。

変更後はこちら↓ マスターベッドルームとSOHOがある2LDKとなりました。

ご要望も明確でしたので、新設の壁位置や収納庫の新設・仕様、造作家具の提案が中心です。マンションではすでに構造に関わる部分は決まっていますので、単純に壁の増減だけではありません。構造に関わる梁や通気口、エアコンの取付可能位置、などはある程度決まっていますので下地や開口部、点検口などもとの間取りが影響していることが多々あります。

マンションは部屋数を多く見せようとこま切れな間取りになることが多い傾向にあります。結果、収納スペースが確保できていないことが多いのです。クローゼットがW45cmしかないなんてよくあります。W45cmのクローゼット、ハンガーで掛けられる服は12着前後。女の子の寝室だったら、絶対に部屋の中にもうひとつハンガーパイプが出てきてしまいますよね。また、衣類の収納はなるべく1カ所にまとまっていたほうが生活動線を少なくします。

家に自分を合わせられるならいいのですが、家族構成や使い方によって自分なりにカスタマイズするのは心地よく毎日を過ごすためにも必要なこと。そして満足度の高いインテリアにできたら活力もUP、家に居る時間もますます長くなりそうです。とても理想的な設計変更・インテリアのご依頼でした。

これまでの記事はこちらから。
造作家具とアクセントクロス【リビング】
造作家具とアクセントクロス【SOHO】
造作家具とアクセントクロス【ベッドルーム】

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