造作家具とアクセントクロス【ダイニング】N邸

現在は無事に日本に帰国されていらっしゃいますが、25年アメリカにお住まいでいらしたN様の施工が今週より始まりました。ご新居は金沢市内です。

コロナの影響もあり、スタートと完成時だけお伺いさせていただくことになり、施工の様子はリモートや画像で現地とやりとりをしております。
新築マンションの設計変更からですので、足掛け2年ほどの期間、打合せを重ねてまいりました。過去の記事はこちらから。
「新築マンションの設計変更」
「海外暮らしから日本へ」

全居室の適材適所に、収納を増やすための造作家具のご提案とアクセントクロスなどの内装材のセレクトをしました。各部屋ごとに、ポイントをお伝えしてまいります。

ダイニングの収納

黄色いマーキング部分が造作家具。ダイニングの造作家具は②、下記のカップボードを製作しました。食器の量はそれほど多くはないようですが、キッチンからもアクセスのよい場所に設置しています。おそらく使いやすいキッチン収納へ頻度の高い食器は入れられるかと思います。メインの食器棚というより、飾り棚のイメージでしょうか。

造作家具:カップボード

手にした食器を少し置けるように、下台は少し奥行きサイズを変えています。また、カトラリーや日常のモノが少し入るように引出を組み込み、その下台の高さは側面に入る予定の壁の腰板と高さを合わせています。
その壁はこんな感じに仕上がってきています。

アクセントクロス:SandBerg

アクセントクロスは北欧のブランドSandBergより。所蔵される藤田嗣治の絵画に合わせてとても気に入られていらっしゃいました。腰板の塗装はその壁紙に合わせてセレクトしたFarrow&ballのPURBECK STONE#275を使用しています。

連日、画像を送ってくださるN様に心から感謝です。事件は現場で起きる(笑)ので、その状況を受け止められていないのはとても恐縮なのですが、送られてくる画像が楽しみでワクワクだけを受け取っております。本当に申し訳ないやら、う、嬉しいやら、です。つづきます。。。

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