京都の旅の2泊目、お部屋に入った瞬間、感動で言葉を失うほどでした。宿泊してみなければわからない繊細なホスピタリティが空間&部屋中に溢れていました。
「アンダーズ東京」や「グランドハイアット東京」のバーやレストランなどを手掛けるTony Chi(トニー・チー)によるデザイン設計。作り出される空間がN様も大好きだそうです。
MADURO(マデュロ)は前職で諸先輩方に「体験しておいたほうがいい」と何度か連れて行ってもらいました。バーというにはイメージが追いつかないような、空間が壮大でジャスとシガーの合うオトナな場所でした。今も変わらないのかな。より大人になった今、また行ってみたいものです。
サイト(ホテル)の写真からもその迫力を感じましたが、まさか宿泊体験ができるなんて。。。
パークハイアット京都
少し京都を散策して「パークハイアット京都」へ。1泊目はこちらから。
アプローチの長いエントランス、絵画のような装花のポジション。
そして、削ぎ落とされた木の塊、このカウンターと背面のアートに圧倒されます。バイオエタノール暖炉&クリスマスの装飾がシンプルにしっくり相まってワクワクする、大人の空間です。
天井照明にちょっとした可愛らしさが。ひとつひとつが天井を照らし、柔らかな光が全体に広がります。
お部屋までのアクセスはエレベーターを2回乗り継ぎ、上階へ。途中、寛ぎのスペースが2箇所あり、贅沢でゆとりの空間。
通り抜けながら高まる期待と共にお部屋へ。
動画を入れてみます。全体の動画はブログのキャパオーバーでしたので、Youtubeにて。
音無しですみません。。
障子が開いて京都の街並みと八坂の塔を見下ろした時には、もう感動の坩堝。。。
2方向への天井の傾斜。動画にあるように、窓の外にも軒が伸びているのでより空間に広がりを感じます。
コーナー家具の向き、照明の使い方が絶妙です。落ち着く暗さ。いつも感じるのですが、日本の住まいは明るすぎて、夜モードになった心と身体がついて行かない感がありますよね。。
安全のための常夜灯は、洗面下とトイレのカウンター下のスポットライト、という優しい演出。
日中の様子はこちら。
デザインの統一性と重厚感をさりげなく決めているのは、この板厚を何度も繰り返し使っているところにあるのかもしれません。扉の框も同じ幅でした。スケールがないので、指で確認。笑。常に持ち歩こうと思います。
バーの造作家具は、一般の住まいでも取り入れたい仕様です。キッチンの背面などにあるといいですね。
各所のディテールが美しい。。。
クローゼットは3箇所。大理石の部分はキャリーを2つのせてピッタリ、開けるとライン照明が点灯し、立ったまま荷物の整理ができるいい高さに設計されています。
お誕生日当日のN様にはケーキが用意されていました。おめでとうございます!!
翌朝にはドア横に新聞が。何が入っているのかがすぐにわかる安心感、取り出しやすさ、こだわりが感じられ、どこかしこも気も手も抜いていないデザインです。
なかなか体験できない2日間のホテルステイ。
私にお声掛けをいただいたことは本当に恐縮なのですが、いつかどこかでこの引き出しを使うときがあるといいな、お役に立てるといいな、と思います。ピンキリ、その振り幅を大きくするような体験でした。
お誘いいただいたN様に心から感謝です。ブログはこちらから。
この空間と贅沢な時間を思い出しながら、溜め込んだ確定申告の処理や法人化の手続きも乗り切れそう!!笑。躍動するいい一年となりますように。