今回の案件で参考までにとご紹介いただいたお住まい、3軒目のお住まいは土地もスケールが大きく、これから移住を検討する方にも心強い存在の方のようでした。
前の記事はこちらから。
鴨川移住者の暮らし_その1
鴨川移住者の暮らし_その2
るんたさんでランチをいただいた後、H様にまたしても「後に着いてきてね〜〜」と言われ鴨川の地を10分ほど走り、到着したのはHangar eightという地域のコニュニティ・スペースでした。
ひ、広い・・・。。。土地柄、駐車場が確保できるというのも強みのひとつですね。
改装真っ只中の場所にお邪魔しました。広々とした空間、厨房、何でもできそうなスペースです。コンサートや盆踊りなど開催されるようです。この改装を請け負われていらっしゃる「藤井さん」、この場所だけ見にきたのかと思ったら、ご自宅まで見せていただいたのでした。
車で少し移動して高台へ。近づいてくると車内では「きゃ〜〜〜っ!!」と歓声が上がるほど、急に目の前が開けました。ご自身で山を開拓されて造られた壮大なエリア。確か、8000坪とか??
木を1本だけ残されているのが心ニクイ。
5000本の枕木(JRモノがベストだそう。笑)で車スペースの誘導がされている場所へ。
さらに奥にはご自身が所有する車の車庫。
そしてその先に住居がありました。こちらのお住まいも完全に循環型。雨水を溜めるタンクやソーラーシステム(床暖房にも使われるそう)、犬、猫、ヤギ、鶏、、、、自然王国というかなんというか。。。
小高い場所には景色を見ながら籠れる空間とピザ窯。
トムソーヤの家のができそうな、構築中の裏山。
さらに高台には離れ。プライベートな宿泊場所を作り、全開放できる窓が気持ちいい!!
そしてその先にテラス、小洒落た渡り廊下のような通路を歩いていくとこれまた全開放のお風呂が!!!
なんでしょうね、このスケール感・・・・。構想は全て藤井さんの案のようです。
少しずつ住まいとその周りの環境を協力し合いながら整えていく、その過程全てを一緒に楽しんでいくのが鴨川ならではのコミュニティなのですよね。
互いに労力を提供する「結」という文化が、現代版として残っているそうです。
役所などに移住の物件探しに相談にいらした方も「藤井さん」を紹介されるのだとか。ご本人は至って飄々とされていらして。でもどんな時にも頼りになる存在、この地を取り仕切るメンバーのお一人なのだとよくわかりました。
ここで不思議なご縁もつながり、同行したメンバーの一人が実は同じ会社に勤めていたことが判明。共通の知り合いも多いようで盛り上がっていました。
そう、鴨川は不思議なリンクがつながっていく場所でもあるのでした。
周辺の様子、鴨川の今を拝見して、H様もご縁あってこの場所へ移住を決められたことと思います。
そして、こちらの近くに移住&購入を決意された古民家再生プロジェクトに、空間デザイン心理学のチームでプランニングさせていただきました。
つづく→