ウォークインクローゼットの盲点

先日は3年後に完成する新築マンションの設計変更のご相談。現在お住まいのご自宅にお伺いして、収納の量や暮らし方を拝見しながら、新しい住まいへ反映できるようにプランニングしていきます。

ご新居の間取りはこのような感じ。基本的にはご夫婦二人のお住まいです。寝室は別でよいとのこと。最近、多いです。お休みになる時間の違いやいびきの問題でしょうか。

圧倒的に収納が少ない・・

現在のお住まいはとても収納が充実しています。新居の収納がどうにも不安で、、、と、奥様もとても頑張ってモノを減らしているよう様子が見られました。そしてしっかりと管理もされている。。。
それでも、新居の間取りをじっくり見ていくと、圧倒的に収納不足ですよねえ。。。現在の住まいを反映すると、クローゼットは最低でもハンガーパイプW2700mm分は必要です。

L字型クローゼットの盲点

必ずしもダメなわけではありませんが、L字にクロスまたはH形状にクロスするハンガーパイプがW900mm以下の場合、あまり収納として有効的ではありません。その1/3分近くはムダなスペースになるからです。衣類を掛けないのであればいいのですが、ハンガー(W550前後)に掛かった衣類がクロスすると肩と肩がぶつかり合い、そのコーナーは無駄になります。そもそも「ウォークイン」するスペースも無駄なことがあります。
収納量を増やしたい場合には壁一面もしくは一部に、全開口するようにD600mmで造作すると最も有効的な収納が増えます。さらに増やす技もあるのですが、万人受けではないのでそれはまた。笑!

入り口や窓の多い間取り

部屋への入り口は動線上にあると理想的ですが、6畳以下の部屋に2~3か所の入り口があるのはこれも再検証の必要性を感じます。
今回、中央の洋室への入り口をなくして廊下からと室内からと、の両側にD450mmずつ(計D900mm)の収納にしてしまってはどうか、とも迷いましたが、洗面所からバルコニーへの動線もやはり必要と感じ、ウォークスルーの収納をご提案しました。これはパっと思いつくというわけではなく、重ねる会話でご家族にとって必要かどうかの有無を見極めながら決めていきます。
ライフスタイルは人それぞれ、ご家族にとっていい判断かどうかは住む方にしか回答はありません。私は選択肢を並べて、メリットデメリットをお伝えしながらご提案していきます。
結果、収納視点ではこちらの間取りで設計変更&造作家具の打合せに持っていかれることになりました。

最近は柔軟に設計変更に対応してくれるところが増えてはいますが、一括対応する新築マンションではまだ思うように木工事や収納内部の工事をしてもらえないことも多々あります。
そのようなときは、とりあえず箱だけ作っておいて、、、あとはご相談くださいませ。お引渡し後に、お望み通りに対応させていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA