圧迫感を出さずに収納を増やす

すっかり年末になりました。今年最後の家具納品物件も無事に納まり、ホっとしています。

先日もこちらのブログでご紹介させていただいたH様邸。。
「機能と意匠を備える造作家具」

このような感じに仕上がりました。

全体は壁紙より少し和紙の雰囲気を持つ化粧板、ショーケースの中にはほんのり光沢のあるブラックの壁紙を貼りました。なるべく大きく横幅をとり、お手入れの開け閉めが楽にできるように。
照明はできる限り手前に取付をしてもらい、角度調整で中央に寄せたり、分散させたり、ディスプレイするものに照準を合わせることができます。自在に設計できるフルオーダーのいいところです。

空間に溶け込む収納

壁面収納を作ろうか迷われるとき、お部屋の圧迫感を気にされる方はとても多いですが、このような雰囲気でなるべく壁から主張せず、梁下を利用して作る収納は圧迫感をほとんど感じさせません。たった奥行き30cm弱ほどの収納ですが、その収納量は素晴らしいのです。収納の奥行きはとても大切。その目的や可変性に富んだ奥行きが理想的です。
そして何より大切なのは、決め打ちしすぎないこと。程よい「適当」さで柔軟性のある収納にしておくと可変する暮らしについていかれます。何事も柔軟性が大切。。
ご要望に応えようとこねくり回しすぎる収納は、決めつけすぎてあとから後悔の声を聴くこともあります。暮らしにも溶け込むような収納が理想です。

床に出ているものをすべて収納

納まる予定のモノは
・掃除機
・ブラーバ(床拭きロボット)
・掃除用具
・ペットボトル
・お酒
・酒器
・グラス
・器

段ボールに入ったままのこれらは家の中で収納する場所に困っていました。

Before
After
掃除機・ブラーバもぴったり収納。こちらは掃除道具入れに。

機能性もしっかり確保。

もちろん、機能面では掃除機などが中で充電できるようにコンセントを取付け、棚板はどの箱内でも使えるようになるべく分割サイズを統一してすべて可動式に。棚受けはマンションの他の収納庫と同じものにしたので、どこでも使えます。地震対策に耐震ラッチ、壁面への取付はマンションの躯体は共用部なので避け、上下、左右でしっかり固定しました。

中心のショーケースには刀の刃が鎮座する予定ですが、これからのオーダーなのでモノはまだありません。
私が写真を撮っていると、スっと箱から出して置いてくださった花籠。季節を楽しむ枝ものなどを挿して照明をあてれば、眺めながら呑むお酒もグっと美味しくなりそうです♪

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