今も「片付け作業」はされているのですか?と、ときどき質問をされます。もちろん!!行っております~。
開業した当初ほどではありませんが、「片付け」はやはりすずくりのキホンにあるものです。セミナーや収納設計、インテリアを考える上でも暮らしの困った!をイメージしないことには始まりません。
そして、片付けの作業は常に接していないと鈍る感覚もありますし、増加する家電やモノの感度も常にリアルな現状を知ることができます。
今回ご依頼をいただいているC様、40年近く住む家の全面リフォームを前に仮住まいへお引越し予定。リフォーム会社様からは1/3までモノを減らしてください!と言われているとか。。。
仮住まいをすると三回のチャンスあり!
現住まい→仮住まい 最初のモノの見直し!
仮住まい→リフォーム後の住まい 二度目のモノの見直し!!
そして、ピカピカのリフォーム後の住まいに今までのモノを搬入するととても埃っぽく感じたり、妙に古びて見えたりするものです。そこでもモノを見直すチャンスですね。仮住まいでまったく開けなかったダンボールも不要なモノかもしれません。
トータルで3回は見直すチャンスがあります。
日常の中で意を決しないとなかなかその機会はやってこないものです。
50年近く住んだ家には50年分のモノが詰まっています。いつか捨てようと思っているモノ、いつか使うかもと取っておいているモノ。そして日々、玄関を越えて入ってくるモノたち、その同じ量もしくはそれ以上のモノを毎日家から排出できている人はほとんどいないのではないでしょうか。私も出していません。。。
C様もこれから始まる理想の暮らしに向かって削ぎ落し、リフォーム後の住まいでは身軽に暮らしたい!とご希望です。これまでの住まいにはしっかりとした収納がほぼなかったので、あらゆるモノが出ている状態。。。これでは目にもザワザワとしてストレスも溜まります。
しっかり削ぎ落すと引っ越し費用も抑えられますのでいいこと尽くし。
明日も終日片付け作業、1日集中して頑張りましょう~~。