リフォームとリノベーションと。

まさに秋はインテリア業界がにぎわっているこの時期ですが、昨日は国際展示場で開催されているインテリアの展示会、JAPAN TEXへ。

IFFT(インテリアライフスタイルリビング)へは毎年行っているのですが、JAPAN TEXは久しぶりに行ってみました。

メーカー所属時代には展示会場で接客をしている立場で、そのときはまだファブリック系や窓周りのメーカーが並ぶ印象が強かったのですが、だいぶ雰囲気が変わっていました。

ファブリック系に加え、よりDIYに近い壁紙やペンキ、パーツなどの「インテリアマテリアル」が集まる展示会になってきているのだな~と感じます。

ただメーカーが商材を見せるだけでなく、その見せ方も変わってきていて、個人のデザイナーや空間プロデューサーのような面々とメーカーが組み、商材を開発してよりわかりやすく、イメージもしやすくなり、そしてデザイン性の高い商品が多くなっていました。

家の装飾のしかたも変わってきていますね。

そのための手段として考えられるのはまずは「リフォーム」と「リノベーション」

けれども、「リフォーム」というと設備や水回りの修繕的なイメージ。

「リノベーション」というともっと大規模にスケルトンに近い状態して間取りから暮らし方を変えるというイメージがあります。

でも、傾向を見ているときっとどちらにもなんとなく当てはまらないな~~~という層の方も多いのではないでしょうか。

それが「DIY」というカテゴリーになるのかもしれませんが、その意味は「Do it yourself」。。。

自分でやるのか~~。。。という方も多いですよね。

家のことをあれこれすることが苦手な方も多いですし、まして賃貸だとできることも限られてきます。

ちょっとしたことをどこに頼んだらいいのか、どんな選択肢があるのか、情報だけはインターネットを調べればたくさん出てきますが、どうしたらいいのかわからないし、選んだアイテムもそれでいいのか不安・・・。

やりたい気持ちがあってもインテリアに慣れていない人にとってはさらに敷居が高くなります。

あてはまる方は多いのではないでしょうか。

そんな場面でアドバイスやディレクションができる立場も必要なのだな~~と、「壁面デザイン」を業務内容に加えてからますます実感してまいりました。

はい、すずくり(suzukuri)ではそのような誰に依頼したらいいものか迷うような「ちょっとしたこと」にも対応しているのですよ~~。

もちろん、DIYと比べれば費用は掛かりますが、やりたい気持ちがあるのに悩んでいる時間こそがもったいない。

すぐにでも暮らしたいカタチに身を置くべき、と考えます。明日からが変わります!!

今日もこれからそんなお悩みを持つお客様宅へ。どんなセレクトがお好みか楽しみです!

 

 

壁面を彩るいろいろ

今年の6月にすずくり(suzukuri)のホームページをリニューアルした際に「壁面デザイン」というメニューを新しく加え、とても好評をいただいております。

たくさんのお宅を拝見していると、壁面を活用せず白いビニールクロスのままのお宅が多いな~~といつも感じていました。

もう少し海外のように「壁面」を彩ると楽しいのにな、活用方法はいろいろあるな、暮らしが変わるのにな、という思いからサービス内容に加えました。

インテリアを完成させるうえでも、壁面の活用は必須です。

 

ただ部屋を仕切っているだけのものではもったいない!!

壁紙を張り替えたり、ペイントしたり。。。

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または機能性をもたせてお部屋の消臭・調湿効果のあるエコカラットを施工したり。

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もちろん、必要な場所でしたら収納を造ってもいいですし、見せる場所としてオープンシェルフや棚を設置してもいいですよね。

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お気に入りのアートやデザインを加えるのもひとつです。

 

選択肢はさまざまありますので、どれにしたらいいものか迷うもの。

リフォームも絡んできますので、どんな依頼先があるのか、街のリフォーム屋さんで希望のようにしてもらえるのか、いろいろ考えると躊躇されるようです。

*すずくり(suzukuri)では信頼関係にあるリフォーム屋さんにお手伝いをいただいています。

 

今回、ご依頼いただきましたO様からもそのような声をいただきました。

しっとりとした雰囲気のO様。

いろいろヒアリングさせていただきながら、お持ちの雰囲気に合わせてクロスやペイントの色、エコカラットなどをセレクトしてご提案中です。

 

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毎日、暮らす空間がより心地よく、その場所に住むことが日々うれしく感じられると、取り巻く環境が変わってきます。

住まいが心や状態を映す鏡ならば、「ココロ」はなかなか変えられませんが、逆に手の付けやすい住環境を変えることで「ココロ」も変わってくるのではないでしょうか。

 

ベッドが収納できるデスク

秋の装いにワクワクする季節となりました。

先日も収納していたお気に入りのブーツを出してきて、やっぱり秋はいいな~~と感じております。

お出かけも嬉しい季節ですね!

 

ここのところ、何度か打ち合わせにお伺いしている目黒通りの「Raum」さん。

「システム収納でプチリフォーム」をテーマに運営されているショルームに、新しい家具が入っていました。

Raumは青山にショールームを持つシステム収納の「cuuma」さんと目黒のリフォーム会社「Refonet」さんが共同で作られた会社です。

 

こちらのベッドスペースに新しい家具が。。。

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以前、cuumaの新作発表会でも拝見しましたが、ベットとデスクが一緒になった「格納デスクベッド」が設置されました。

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ストッパーを外してデスクを押しながらハンドルを手前に引っ張るとベッドが登場!

デスクはベッドの下に隠れてしまいます。女性でも簡単に操作できましたよ。

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金物はドイツに本社があるHAFELE社のものを使用。

以前、HAFELEでの商品説明会のときにもこの金物を説明されていましたが、デスクに置いたコーヒーもこぼれないほどゆったりとデスクが収納されると言われていました。

 

木部のカラーバリエーションは7色から選べます。

ちょうど打ち合わせにいらしていたお客様がいらして、ショップの方がご説明されると「おおお~~~これはすごい~~!!」と、とても感動されていらっしゃいました。

特にマンションで、将来的に子供部屋になる予定の6畳未満の洋室など、ベッドとデスクを置くとちょっと窮屈になってしまう間取りにはとても嬉しいですね。

壁などへの固定はなく、置き家具なので賃貸でも大丈夫です。

デスクの状態では、ほぼシングルベッドと同じぐらいのスペース、ベッドにしたときにはセミダブルぐらいのスペースが必要です。

デスクを別に置くはずだったスペースを別の目的で使用することができますし、2m近いサイズのデスクになるので、たっぷりスペースが嬉しいです。

お部屋の模様替えや子供部屋にいかがでしょうか。

 

 

苦手なことを克服すると。

みなさんは何か苦手としていることはありますか。

突然ですけれど。。。笑

私は幼いころから人前に出て話すことが大の苦手でした。

もともとおっとりとしてスローな感じですし、声も特徴的でよくからかわれたりしたものですから、学生時代に教科書を読まされることですら大嫌いでした。

怖い男教師から「そんな声だと社会人になってから苦労するぞ」などとさらに恐怖心をあおるようなことを言われたり。

これは心に残っています。(ん?根に持ってるのか・・??笑)

ずっとコンプレックスを持っていたのですね。

社会人になってからは、会議での発表や発言などにもずっと慣れなく、緊張するほど喉がつまり、高い声にさらにビブラートがかかるので泣き出しているのかと二度見されてしまうほど。。。な、泣いてはいないです・・・。

電話でのクレーム対応には役立つときもありましたが(笑)、緊張するとこのクセはなかなか抜けません。

そんな私でしたが、起業してからというもの、人前に出てお話をすることもお仕事になってきました。

そのために起業したてのときには発声練習のセミナーに通ったり、緊張しないためのコツなどを学びに行ったりしました。

苦手だからこそ注力しますし、努力もするのですよね。

声に対するコンプレックスはまだまだ相変わらずなのですが、今ではそれを武器に変えられることも知り、人前で話すことにも自信がついてきました。

 

参加される方には、

貴重な時間を割いて会場まで来られて、聞いてよかった!と思ってもらえるか、

伝えたいことをどれだけわかりやすく伝えられるか、

そして持ち帰っていただける考え方やできることがたくさんあるように、

少しでも変化するためのきっかけとなってもらえたら、

という思いでひとりひとりに伝えたい気持ちをごっそりと抱えてセミナーなどを行っています。

響くかどうかのポイントはさまざまですが、こちらの「向き合いたいという思い」が伝わると自然にみなさんも共感されてくるのですよね。

 

鍛えられたのは日本収納プランナー協会での認定講師やステップアップセミナー

人前で話す経験を積ませていただきました。

もちろん、あ~失敗した~~、もっとこう話せばよかった~、と思う場面もありました。

でもそのおかげで企業様からのご依頼や自分で講座を開くことも増えてきました。

 

先月もマンションギャラリーでのセミナーのご依頼や、

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「住空間収納プランナー」資格取得のための講師のお仕事など。

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苦手なことを克服すると、その先にはまた違った景色が見えてきます。

また、「話せる」ということは経験が伴ってこそだと実感しています。

講座をするとき、やはり現場経験の実例がみなさんの興味を引きますし、ご自身と比較されて印象にも残るようです。

伝える、というお仕事をもう少しわかりやすいカタチにして、これから増やしていこうかな、と思うこのごろです。