イランから学ぶ収納【クローゼット】

ちょっとだけシリーズ化して書いておりますが、今回はイランのクローゼットを。

イランは日本と同じように、玄関で靴を脱いで部屋で過ごしますので、寝るときは布団を敷いて寝ます。

ベッドで寝る家ももちろん多いです。

来客が多いイランでは、来客用布団がしっかり用意されています。

日本の住まいでは、ときどき、押入れいっぱいにお布団を入れているお宅を拝見しますが、逆に考えると、来客の少なくなった日本の家族には、あまり来客用布団が必要ないお家もあるかもしれませんね。たま~~~に、ならば、レンタルという手もあります。

 

戻りまして、イランのクローゼット横にはだいたい押入れのようなスペースが確保されています。

その入れ方がとてもスッキリと綺麗。。。

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日本の押入れのような中棚はないのですが、ぴっちりと積み上げられ、必ず布で覆うのですね。

イランではいつでも、泊まっていって~~~という感じでした。

そして、泊まることがココロを許した証のように喜ばれます。

 

お隣のクローゼットはこんな感じに。

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お布団の入れ方と比べるとその差はなぜ??というぐらい、下のほうはかなり押し込んでいますが・・・。

入れ方は置いておいて、これでご夫婦二人分です。W1800ぐらいでした。

プラス、W800×H900ぐらいの引出がひとつ。

どのお家もこのぐらいの量で納まっていて、外に出ている服などはありませんでした。

リビング・ダイニングは広々としています。

 

子供部屋はこんなに雰囲気を作りこんで。


小学生低学年の女の子二人のお部屋です。

クローゼットはこれだけ。W800ぐらいでしょうか。


 

やっぱり詰め込んでますが(笑)、でも内容はすべて把握している様子でした。

おもちゃ類もムダに多くは持っていません。

部屋にちょっと出ているぐらいと、このクローゼットの下部に少しあるぐらい。

どちらかというとなんでも買ってあげるほうの家族でしたが、溢れる出ているようなことはありませんでした。

 

「そこは開けちゃダメ~~~!」みたいな雰囲気はまったくないので、今、押し込んだものというわけではなく、おそらく細かなことを気にせず、ざっくりとした収納のほうがストレスがないようです。

細かく分ける、という感覚はあまりないようで、あるとき私のトランクの中を見たとき、

これは化粧品、これは下着、これはドライヤー、とそれぞれを袋に入れたり小分けにしている様子を見てびっくりしていました。

 

お布団の収納と衣類クローゼット収納の差のように、滞在中はときどき「え~~~???ここはこうなのに、そちらはこうなの???」いう場面に出会いましたが、その差が面白くも感じていました。

 

イランへはまた、来春ぐらいに行く予定なので、

改めて写真を見て、次に行ったときには少し収納方法をレクチャーしてこようかな?と思います。笑!

 

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