ここのところ、新築戸建だけでなく、分譲マンションの間取り(リフォームや建築オプションなど)を検証する機会も多くなりました。
先日、あるセミナーに参加したとき、これまで私自身に足りなかった観点を教わりました。
ここのところ、新築戸建だけでなく、分譲マンションの間取り(リフォームや建築オプションなど)を検証する機会も多くなりました。
先日、あるセミナーに参加したとき、これまで私自身に足りなかった観点を教わりました。
先々週から、収納コンサルティングを4件ほど対応させていただきました。
新築の際に、間取りの収納場所と、新居に持っていきたい家具や持ち物など、収納に関することをトータルにご相談いただけるこのサービスは少しずつ浸透しているのではないかと実感しています。
間取りを拝見していると、もっとも家族の「モノ」が集まるリビング・ダイニングに、収納が考えられていないことが多いと感じます。
少々大きなタイトルとなっていますが(笑)、春分の日も迎えたので少しおおげさに。。。
昨年よりご依頼をいただいておりましたK様。
お家が工務店をされているので、内装材などのセレクトをsuzukuriにてお手伝いをさせていただき、ご自身でリフォームなどもすべて終了し、オーダーいただいた家具などを無事に納めさせていただきましたので、先週、伺ってまいりました。
施工写真の撮影のためにカメラマンとともに。
そして今回はHowScopeさんの取材をお受けしているので、そのご協力もK様にお願いしておりました。
完成したお部屋はこんな感じに。(*カメラマンの写真ではありません。私のiPhoneにて)
壁紙はK様の雰囲気にぴったりなウィリアム・モリスの新作「ピュア・モリス(PURE MORRIS)」をセレクト。
悩ましかった和室の雰囲気を持つ柱やその色にもぴったり合いました。
イメージ通り!!
家具はチェストとデスク、ミラーを山形の工場でゼロからサイズオーダー。
こちらの色は赤味が強いかな、と少し迷いましたが、さすが毎日お部屋で過ごされているK様の好みに間違いはなく、こちらもしっくりと馴染みました。
・ナチュラルな子供っぽいインテリアは嫌かな。
・和室でも合う雰囲気にしたいわ。
・派手なものやモダンすぎるのも落ち着かないの。
ご提案する前にとてもわかりやすく、お好みを言ってくださるK様に感謝です。
取材の中でK様が、おっしゃられていたことにとても共感いたしました。
「この歳になると、老後への準備やいろいろで自分の部屋にお金をかけるなんて、と思う人もいるかもしれないけれど、私は今回のリフォームを、今、実行して良かったと思うの。毎日、ここで過ごす時間がワクワクと楽しみになりました。」とお話しされていました。(K様は60代の奥様です。)
家具などすべて納品されたときには、ご自身で選ばれた回転するドレッサーの椅子に座り、
「嬉しくて嬉しくて、クルクル、クルクルっと廻ってしまったわー。」とK様。
お部屋がリフレッシュされると気分も上がります。
壁紙を変えるだけでも、それは一つの壁だけを変えるアクセントクロスだけでも違ってくるのです。
これまでは寝るだけのための寝室だったそうですが、ここで過ごす時間も長くなりそうです。
人それぞれ、テンションが上がるポイントは異なりますが 、明日の活力につながるような部屋づくり、住む方がしっくりとくるインテリアのセレクト、私はどんどん応援したいです。
K様もブログに書いてくださっていました。
こちらからどうぞ。
↓↓↓
ビフォーアフターは、HowScopeさんの記事とともに、また掲載させていただきますね。
~*~アクセントクロスや壁面デザイン・壁面収納はすずくりへ。下記よりご依頼お待ちしております。~*~
昨夜は収納家具のMolteni&Cの新作発表会を中心に、3件の展示会などに行ってきました。
1件目はスパイラルホールにて本日(2/10)まで開催されている「ててて見本市2017」へ。
ワクワクする雑貨が一同に集まり、100組の作り手によるものづくりの素晴らしさや作家さんの思いをカタチで見ることができました。
やっぱり「モノ」が好きだな~~~とつくづく。。。
バイヤー、ものづくり従事者・デザイナー向けのイベントなので、小売りはしておりませんが、興味深い展示会でした。
五反田のデザインセンターから青山にショールームが移転されていて、今回、初めて伺いました。
優しい柄生地を見せるロールスクリーンや、多様な窓の形状に対応できる縦型バーチカルブラインドの展示などがされていました。
3件目はメインのMolteni&Cの新作発表会へ。
美しい収納家具にうっとりでした。
ホっと安らぐ色合いと仕上げの美しい造作。
金物の使い方や扉の開き方など、高級感が溢れていて眺めているだけでもお酒が進んでしまいそうな(笑!!)壁面収納やクローゼットでした。
モダンなのですが、不思議ととがりすぎた感じばかりではなく、どこか懐古的な雰囲気もある家具にも感じます。
ヨーロッパの趣のある雰囲気の家などはこのニュアンスが合いますね。
いつかご提案に取り入れたい家具のひとつです。
雪まじりな寒い夜でしたが、心熱くなるひとときでした。
一昨日は大和市 K様邸の最終のお打ち合わせでした。
K様のセンスが私も好きなので、好みの傾向も絞りやすくてスムーズでした。
セレクトしたウィリアムモリスの壁紙。
家具の色。
今回はチェスト、ドレッサー代わりのコンソール、ミラーをオーダーで製作します。
明るめの家具をオススメしていましたが、少しこどもっぽくなってしまうのでは?とチェリー材を使用した中間色を選ばれました。
シェードは麻素材を含むファブリック。
最終的な組み合わせはこちらに。
K様の雰囲気にぴったりなオトナな組み合わせになったと思います。
設置は来年になりますが、仕上がる空間が楽しみです。
丁寧なモノ選び、こだわる材質や思い入れ、特に写真に撮影したときにその差は歴然と出てくるように思います。
衣食住にかかわるすべてにfastなものが蔓延していますが、使用する材質から溢れでてくるエネルギーや価値があることも私は尊重していきたいな、と思います。