ものがたりの家

先週だったでしょうか、朝のTV番組の中で紹介されていた「ものがたりの家」。空想の世界だけどリアルすぎる登場人物の設定に心惹かれて、思わずポチっとしてしまいました。

大人の絵本のような「ものがたりの家」(吉田誠治 美術設定集)、とても個性的な想定の家とキャラクターが彩ります。家の外観とパース図、そしてクスっと笑えるようなリアルな人物設定が手書きで書かれていて、空想の世界にどっぷりハマってしまう。。。

例えば、「厭世的な天文学者の家・・・星への興味が深いあまり、人里離れた奇岩の上で隠者のように暮らし、空を眺める日々を送っている。人々からは占星術師と理解されているが、その研究内容はむしろ天文学的と呼ぶにふさわしく、同時代の知識を大きく逸脱している。」

イラストの周りには手書きで詳細が書かれておりその文字と内容もいい感じ。ヤギを飼っていてミルクをチーズにしていたり、野菜や豆を栽培していたり。自作の天体望遠鏡まであります。笑。ついつい興味を持って読みいってしまいます!

他にも、

カカオの木のツリーハウス
寡黙な整備士の別荘
水車小屋のりんご酒

などなど、同じように33軒の家の設定がされていて、物語の1ページとなる家々が並びます。たまらない・・・。

建築に興味のある方向けに、とTV番組では紹介されていました。間取りや家具配置も気になりますし、線画からパースの着彩の仕方やコツなども後ろのほうに掲載されているのでとても参考になります。

最近、ちょっとした課題でペルソナ像を5名分設定して提出したのですが、好き勝手に想像するその作業は案外好きかも!と新しい発見をしていたところでした。その作業と重なる内容でもあり、このぐらいリアルにすればよかったな、、、とも思います。その昔、よく友達と盛り上がった「りかちゃんごっこ」の延長なのかもしれないですね。笑。

本屋さんで見かけたら、手に取ってみてくださいね!!

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