アイノとアルヴァ 二人のアアルト展

先日、世田谷美術館で開催されている企画展「アイノとアルヴァ 二人のアアルト展」へ行ってきました。

緊急事態宣言前にギリギリ。。。というこの流れ、去年のバンクシー展と同じ感じでびっくり・・・。何がびっくりって、こんな風に同じことをまさか1年後にも繰り返しているなんて・・・。昨年の時点では、さすがに今頃には収束しているのではないかと少し楽観視していましたよう。。。
展示会も無事に再開されることを祈って、GWはグっと耐えて過ごすしかないですね。幸い??なのかどうか、ほとんどお仕事となりました。

気を取り直して・・・(←このぼやき??最近よく耳にします。笑)
この日はとてもいいお天気で、若葉眩い砧公園。広々としてピクニックの方もちらほらいらして。桜の時期はそれは見事だったのでしょうね、と思う大振りな桜の木がたくさんありました。昔、よくここで開催されるフリーマーケットに出店していたことを思い出しました。

2018年に葉山で開催されていたアアルト展も訪れましたが、今回は奥様(アイノ)視点にスポットを当てた内容になっています。

特に印象に残ったのは、二人が結婚して初めて建築したサマーハウス、湖畔の家「Villa Flora(ヴィラフローラ)」。シンプルでとても理想的な住まいです。横長に広がる家、エントランス~LDK~寝室へと横一列に間取りが並び、窓開口も大きく、すべてが湖畔に面している。湖側の片方の軒先を少し長めに伸ばし、その下にはハンモッグと石畳。なんて素敵なのでしょう。私もいつかVilla Floraのような家に住んでみたいです。

葉山の展示で再現されていたサナトリウム(当時、肺結核患者のためにデザインされた療養施設)のデザインについてより詳しく解説されていました。
代表作パイミオチェアは肺結核患者が呼吸しやすいような背もたれの傾斜にデザインされた椅子なのだとか。その他にも、室内の手洗器の深さや角度は同部屋の方に水跳ねの音がうるさくないように設計されていたり、換気のための室内への空気の取り入れ方が工夫されていたり。。。なんて愛のあるデザインなのでしょう、と、このコロナ禍にあってより一層感じるのでした。

↑ パイミオチェア

愛溢れるデザイン

愛のあるデザイン、それはきっとモノのデザインだけではないですよね。何を思考し、決断して、どう実行するのか、その決定事項ひとつひとつもデザインなのだと思います。そもそも「思考」あってのデザインですから。
人をどう動かすのか、もデザイン。家族も仕事関係でもそうだと思います。そしてすべては相対的。何事も相手あってのこと。最小コミュニティから大きな社会においてまでも、どうか、他者に愛のある決定をしてほしい、そして自分もそのような思考で選択できる健全な心でいたいものです。笑。
心からの言葉や態度、それらを感じられると、人は多くを語らずとも従順になれるのではないかと思います。

【詳細】
世田谷美術館企画展
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」
・2021年3月20日(土)~6月20日(日) *4月25日(日)~5月11日(火)は休館
会場:世田谷美術館
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
URL:世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM

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