【上海】商空間デザイン

先日訪れた上海ネタが続きます。

自分の記録としても残しておきたいので、どうかお付き合いくださいね。笑!

上海のインテリアや商空間デザインをたくさん見させていただいて、書ききれないほど。

今回、上海を訪れた目的は3つ。

以前の記事はこちらからお読みください。

【上海】STELLAR WORKS工場視察

【上海】間取りと暮らし

ちょっと長くなりますが、写真を多めにしているのでスルスルと見てみてください。

 

滞在中、上海の夜も満喫しました。

私のイメージの中で「これぞ上海!」と思った場所はここ。
いまでもその印象が強く心に残ります。

外灘エリア(The bund)にある「canton table」

壁画と白&グリーンのタイルの組み合わせの中に、意外とも思えるような、でもどこか懐かしさを含んだ椅子。

窓の大きさとバランスもいいなあああ~~。

StellarWorksの家具とともに、設計&デザインは「Neri&Hu」

私の中の「Best of Shanghai」です。インスタグラムでアップされているのを見て、行ってみたいな~~と思っていました。

そして美味しい♪

海老好きな私にはたまらない、ぷりぷり海老料理をいただきました!

こちらの海老料理は私の海老好き人生、最高の味であったかも。。。
(上海に「上海老街」というエリアがあり、私にはもはや「最上級の海老のある街」としか解読できなくなりました。笑!)

お茶を入れてくださるこの演出もたまらない。

すべてがデザインの要素。テーブル、茶器、服装、手際・・・その端正なお顔立ち、すべてが空間をより盛り上げていました。

食後に個室も拝見。

クロスもオリジナルプリントのようです。

どのお部屋も赤いグラスがアクセントになり、そのバランスが心地よい。

エレベーターホールまで徹底したデザインを。

同じビル内にある、同じ方(Neri&Hu)がデザインしたレストランをいくつか拝見しましたが、まったく別人の設計&デザインのようでした。

求められるコンセプトにしっかりと寄り添うデザイン、そしてムダなくほどよい客席の距離感を保つ空間はとても居心地がいいのです。

 

こちらは古い建築をリノベーションして、モダンなインテリア雑貨&カフェスペースを組み合わせた商業施設。

上海はこのような「新・旧の対話」のような建築がダイナミックにされていて素敵。

中途半端さがなくて、「昔風な演出」は一切加えずに、本物をそのまましっかり活かしています。

雑貨屋さんを通り抜けて奥まで行くと、広い広いインテリアセレクトショップのショールームに。

全部で3フロア、古い構造体を活かしながら、シーンごとに展開され、家具も織り交ざりながら展示されています。

アントニオ・ガウディの二人掛けの椅子がさりげなく展示されていたり。

併設されたカフェも奥行きがありとても広く、Tapasよりちょっとボリュームのある創作料理。意外に若者でとても沸いていました。

 

とある1日は「M50ギャラリー」へ。

1930年代に建てられた紡績工場跡地をまるごとアートギャラリーにされたそう。

これまたとても広いのです。。。

ギャラリー内の写真はもちろん撮影禁止でしたが、いろいろなところにアートが。

施設内のカフェ。

ゆっくりと1杯ずつ淹れてくれるコーヒーは冷めてもまったく美味しさが変わらないほど美味しかったです。

古材でできた2Fへ上がる階段。

この2Fの客席も階段も、日本では「誰か落ちたらどうするの?危ないし問題が起きたら大変!」と却下されてしまいそうですね・・・。

アメリカ2店舗に次いで、上海店が世界最大級というスターバックスの新業態「STARBUCKS RESERVE ROASTERY」も立ち寄りました。

店内には大きな焙煎機。「ROASTERY」の意味はここで焙煎しているからなのですね。

パン屋さんも併設され、ネルドリップで淹れるコーヒーも。

2Fには中国茶もありましたよ。

ロゴも特徴的で、かつてのハードロックカフェのように、思わず旅の記念に買いたくなる感じで地名入り、ロゴ入りのコーヒーグッズやTシャツなどがありました。

最後の夜は隠れ家バーへ。

フツーに街中の雑貨屋さんのような店舗をスルスルと入っていくと、隠し扉の演出で書棚の向こうには3F建てのバーになっていました。

さらに3Fは会員制のバーに。

ボトルキープの棚は24ボックス。ボトルキープしている24名しか会員になれない模様。。。

日を追うごとにそのボルテージは上がっていき、インテリア業界人ならではのナビゲート、そして普通の観光では味わえないスポットに連れていっていただきました。

いやいや、本当に大満喫させていただきました。ありがとうございました。

美しい夜景にも感動。。。

訪れたことのないまま勝手に思い描いていた上海のイメージが大幅に払しょくされる4日間でした。

 

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