初任給で椅子を買う北欧の国・・・インテリア

世界幸福度ランキングで常にトップに入る北欧の国々。(ちなみに、日本は何位だと思いますか?答えは最後に。笑!!)

「ヒュッゲ」という言葉も聞き慣れてきましたね。

北欧家具はインテリア全般に多くの影響を与えていますが、中でも「椅子」は時代とともに世界中に大きな影響を与えるデザイナーが多く、憧れます。

3年前に訪れたフィンランドの記事も久しぶりに読み返してみました。

「北欧インテリア探訪~その2チェア編~」

デンマークでは初任給で椅子を購入する、という話を聞いたことがあります。

家具やインテリアは、毎日暮らす部屋を住み心地よく充実させる、ということはとても重要な要素。

日照時間の少ない北欧の国では、インテリアにより重点を置かれているのはその窓辺から垣間見える照明やカーテンなどからも感じました。

「北欧インテリア探訪~その3窓編~」

はて?初任給で何を購入したかしら??

両親にちょっといいところでごちそうした、ぐらいだったように思います。

それはそれで微笑ましい過去ですが、初任給で家具を買うのが当たり前の国とは、インテリアや家具に対する考え方が根本的に違うのだな、と感じます。

初任給にかぎらず、ボーナスなどでも、購入するものは、自分へのご褒美として時計やアクセサリー、洋服だったりします。

よほどインテリア好きでない限り、家具へ意識がいく文化ではないですよね。

私たちは「お・も・て・な・し」ができる人種だと自負している感がありますが、それが「自宅へ」だったらどうでしょう。

北欧に限らず、イランも、スイスも、フランスも、カナダも、これまで観光ではなく住んでいる知人を訪ねて行った国ではどこでもすぐに家に招かれました。

その友達の家々にも「日本から来た友達(家族)」として、食事に招待される場面がありました。

文化の違いもあるけれど、本当の意味で「客人をもてなす」という定義はそちらなのでしょう。

「自分を飾るもので溢れている部屋」か、「毎日を心地よく暮らし、客人を招くことができる部屋」か、毎日住む空間の充実度は日々の心の豊かさをも表していると感じます。

なぜ椅子を買うのか、幸福度が高いヒントはそこにもありそうです。

(日本は51位だそうです・・・。上位にアップしていきたいですね!!)

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