こんにちは、収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。
造作家具をオーダーする際、自由にすべての寸法を決められるためそれらをひとつひとつ確認する作業というのは、なかなか経験がないと難しいことかもしれません。
収納家具は奥行が大事ですが、当然ながら同じぐらいに収納箇所の「高さ」も大切です
例えば、引出の内寸の「高さ」
お部屋のどこに設置する家具なのか、納めたいものは何か、にもよりますが、わかりやすいもの、決まっているサイズのものはいいのです。
例えばCDやDVDであったり、A4サイズのファイルボックスであったり、はサイズがわかっているので決めやすいですね。
問題になるのは、使用用途がこれ、とはっきりと決まっていない引出。
例えば3~4段の引出ですと最上段の部分。
お宅に伺うと、よく入れられているものとしては、筆記用具や文房具、ポイントカード、名刺、爪切りなどの衛生用品、USBやSDカード、キーケースなどなど。
必要なときにパっと取り出したいけど細かなものが多いのでごちゃごちゃとしたゾーンになりがちです。
先日お伺いしたお宅でも、すでに設置されている家具があったのですが、あれこれ入れたいものを納めてみても、ほとんどのものがすっきりと入らない
内寸の高さが微妙に足りないのです。。。
目安にしたいのは、クレジットカードの長手方向が立つかどうか。
多少余裕をもってスっと入る高さがあれば、細かないろいろなモノたちはスッキリと納まります。(あくまでも細かなモノ。)
必要なモノをどこにどう納めるか、納めたいものに合わせた「機能的な収納家具」が必要な場所にあると、暮らしが変わってきます