自由度の高い造作家具【横浜市 M邸】

こんにちは、片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

先日、片付け作業に定期的に入らせていただきながら、各部屋への造作家具の打合せを重ねてきた【横浜市 M邸】の家具納品が完了しました。

ご依頼をいただいたときから、「キッチンの食器棚を変えることが目標のひとつ」とおっしゃられていましたが、片付け作業をしていく間に、納戸化している洋室の壁面にも書棚等も追加していきましょう、となっていきました。

分譲マンションの場合、決められた「収納」に自分の持ち物の量を合わせるため、どうしても家具に頼らざるをえません。

一般的な3LDKの間取りには、主寝室には大きめなクローゼットがありますが(夫婦分の衣類を入れるには足りないことがほとんどですが。。。)、子供部屋と想定される洋室にはW600程度のクローゼットのみということが多く見られます。

すでにある収納だけで暮らすには、かなり極度に、シンプルな暮らしにしなくてはキビしいのではないでしょうか。。。そのため、家具を足されていることが多く見られます。

けれども、なんとなくその都度買い足しをしていくので色や高さもまばらに・・・。

リビングやダイニングもある程度の基調やルールをキープしないと、なんだか落ち着かない部屋になって気持ちが「ザワザワ」とする部屋になってしまいます。

今回は食器棚、書棚、そして洗濯機上の吊戸を設置することになりました。

書棚には本だけでなく、ご主人様のご趣味のものや奥様のバッグ類、DVDなどにも奥行を合わせ、4種類の奥行サイズで作りました。

こちらのお部屋は収納をメインにすることに割り切り、納めたい物に合わせて。

食器棚は奥様が色にこだわり、毎日キッチンに立つことが嬉しくなるようなカラーに

すっきりと冷蔵庫にも色が合い、見違えるほど明るいキッチンになりました。

中のものが見渡せるように、2リットルのペットボトルやお鍋も入るように、そしてストック食材も入るように、とサイズを合わせて引出サイズもオーダー。

片側の引出には作業台や炊飯中の炊飯器が置けるように、内部に作業棚を組み込みました。

造作家具

洗濯機上吊戸はこんな感じに。

造作家具は自由度が高いがゆえに、何でもできてしまうので打合せに少々時間がかかりますが、出来上がったときの満足度はと~~っても高いです

何より、「収納したい物の寸法」の視点で作るので、とてもその後の生活がすっきりとします。

そして「暮らしの可変性」を加味することも必要です。

今回は食器棚の色をとっても気に入ってくださっていることが嬉しいです。

このようなたくさんの色の中から選ぶことができるのもオーダー家具ならでは。

オーダー家具

もちろん、木目や天然木で塗装色から製作することもできます

これから納めていく工程も楽しみですそれはまた後日に。

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