「収納」が「セラピー」になるの??

収納とインテリアのすずくりです。
先日の続き、収納セラピーという言葉に出会い、私は住空間収納プランナーとなりました。
この2年間で、60件以上の収納アシスト作業に入らせていただきました。
その中で感じるのは、やはり「収納」は「セラピー」なのだな、と思います。
昔、OLの頃、忙しいとデスクの上が乱れている同僚に「机の上は頭の中と一緒!」と
笑いあったりすることがありましたが、「空間」は「心」の表れなのだとよく言われます。
「空間」と「心」どちらが先に混雑となってしまうのかはそれぞれだと思いますが、
明らかに散らかっているとストレスの原因になっていることが見られます。
それが家族の不調和につながることも。。。
散らかっていても、家族みんなまったく気にならない!という場合もあります。
かえってそのほうが落ち着く・・・とも(笑)
それはそれでみんなが一致していると幸せだと思います。
「片付いていたほうがいい」という勝手な価値観なのかもしれないですもの。
明らかに散らかっていることがストレスになっている場合、それが「片付けられない」というストレス・不安。
「なんで片付けられないの?」という周囲からの言葉。
いつも週末になると「やらなくちゃ!でもまたできなかった。」と自分を責める気持ち。
探し物がいつも見つからない苛立ち。。。
そんなことから解放されることが「収納セラピー」となるのだと思います。
そしてどんなに「今日はやるぞ!」と心に決めても、なかなか一人で一気に作業をするのは
辛いですよね。
これまで溜め込んできてしまったもの、引出の中、クローゼットの中、押入れの中のもうわからないもの、
細かな書類、捨て方がわからないもの、捨てるには迷うもの、懐かしい思い出。。。。
いつかやろう、いつかやろう、とここまで来てしまったモノたちを、一掃するには根気と時間が掛かります。
そこで伴走者として私たちがいるのです。
見極めたモノを部屋の中に所定の場所を決めて持っていく人が一人いるだけでも全然違います。
上に乗ったままになったもの、奥に入ってしまったものを全部出しながら仕分けをしたり。
細かくて苦しい作業もちょっと楽しい話をしながら進めると気づいたら終わっていたり。
衣類も「もう古いかな?」とか、「リサイクルで売れるかしら?」なんてお話ししながら、
ときに優しく、ときに厳しく??(は、あまりないですが。。)、一緒に作業いたします。
もやもやと抱えていたこと、モノがすっきりとなくなり、それはそれは爽快になりますよ!

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