3年ぐらい前でしょうか、日々楽しく過ごしながらも、いつももっと自分にできることは何かないかな。。。と
おぼろげに周りの情報を探していました。
きっかけは「収納セラピー」という言葉でした。
なんとなく、「セラピスト」という職種にも興味があり、メンタルな部分をもっと知りたいな、と
心理学やセラピストの学校などを見学してみたりしていました。
でもどこも「これだ!」と思える学校も見つからず、でも自分がこれだ!と思えたら、
なぜか強く、「すぐに飛び込もう」と思っていました。
そこでたまたま知ったのが「収納セラピー」という言葉。
「収納」が「セラピー」になるの???
とっても疑問に思いながら、東急東横線 都立大学駅の近くにある収納プランナー協会を訪問しました。
そこでじっくりとお話しを聞き、妙に納得しました。
家が片付かずにストレスを抱えている人は本当に多いこと。
そして片付かない原因を自分のせいだと思い込み、自分を責めている人が多い、というお話しを聞きました。
確かに・・・。
「片づけ」は家事の延長線上にあり、でも、仕事を持ち、子育てをして忙しい毎日でどうしても後回しになってしまい・・・、
積み重ねがゆくゆくは飽和状態になってしまう・・・。
別の切り口から見れば、「日本の狭小住宅」と「もったいない精神」のバランスでどうしても片付かない家
になってしまいがち。。。
そこで!!この「住空間収納プランナー」が必要とされるのです。
間取りから、きちんと持ち物を把握して改善する。。。
片付かない原因はその人にあるだけではないのです。
収納がない、間取り、動線が確保できない、どこに何をしまったらいいのかわからない・・・。
収納術も楽しいですが、もっと根本(=間取り)から考えたほうがより片付く家になる!
・・・と、そんな話を聞き、「なるほど!!!!」と納得しました。
ここを紐解くことが、家が片付かないと悩みを抱える人には「セラピー」となるのです。
これまで、さまざまなお家を見させていただきました。
見れば見るほど、この仕事の必要性を感じます。
それと共に、片付くことで日常のストレスから解放され、どんどん表情が明るく前向きになっていく
様子を見ていると達成感とともに、それがうれしくてやめられなくなります。
家と人と物と、こころのバランス。
そんなところから私は興味を持ち、「住空間収納プランナー」となりました。
続く・・・