みなさんは何か苦手としていることはありますか。
突然ですけれど。。。笑
私は幼いころから人前に出て話すことが大の苦手でした。
もともとおっとりとしてスローな感じですし、声も特徴的でよくからかわれたりしたものですから、学生時代に教科書を読まされることですら大嫌いでした。
怖い男教師から「そんな声だと社会人になってから苦労するぞ」などとさらに恐怖心をあおるようなことを言われたり。
これは心に残っています。(ん?根に持ってるのか・・??笑)
ずっとコンプレックスを持っていたのですね。
社会人になってからは、会議での発表や発言などにもずっと慣れなく、緊張するほど喉がつまり、高い声にさらにビブラートがかかるので泣き出しているのかと二度見されてしまうほど。。。な、泣いてはいないです・・・。
電話でのクレーム対応には役立つときもありましたが(笑)、緊張するとこのクセはなかなか抜けません。
そんな私でしたが、起業してからというもの、人前に出てお話をすることもお仕事になってきました。
そのために起業したてのときには発声練習のセミナーに通ったり、緊張しないためのコツなどを学びに行ったりしました。
苦手だからこそ注力しますし、努力もするのですよね。
声に対するコンプレックスはまだまだ相変わらずなのですが、今ではそれを武器に変えられることも知り、人前で話すことにも自信がついてきました。
参加される方には、
貴重な時間を割いて会場まで来られて、聞いてよかった!と思ってもらえるか、
伝えたいことをどれだけわかりやすく伝えられるか、
そして持ち帰っていただける考え方やできることがたくさんあるように、
少しでも変化するためのきっかけとなってもらえたら、
という思いでひとりひとりに伝えたい気持ちをごっそりと抱えてセミナーなどを行っています。
響くかどうかのポイントはさまざまですが、こちらの「向き合いたいという思い」が伝わると自然にみなさんも共感されてくるのですよね。
鍛えられたのは日本収納プランナー協会での認定講師やステップアップセミナー。
人前で話す経験を積ませていただきました。
もちろん、あ~失敗した~~、もっとこう話せばよかった~、と思う場面もありました。
でもそのおかげで企業様からのご依頼や自分で講座を開くことも増えてきました。
先月もマンションギャラリーでのセミナーのご依頼や、
「住空間収納プランナー」資格取得のための講師のお仕事など。
苦手なことを克服すると、その先にはまた違った景色が見えてきます。
また、「話せる」ということは経験が伴ってこそだと実感しています。
講座をするとき、やはり現場経験の実例がみなさんの興味を引きますし、ご自身と比較されて印象にも残るようです。
伝える、というお仕事をもう少しわかりやすいカタチにして、これから増やしていこうかな、と思うこのごろです。