アクセントクロスを選ぶとき

昨年から打合せを進めていたO様邸、リフォーム工事が先週から進んでおります。

今回、トイレと寝室の2カ所にアクセントクロスを取り入れました。

昨日、現場に伺いましたら、アクセントクロスの施工も完了していました。

お部屋の雰囲気もパっと明るくなり、O様もとても喜んでくださっていました。

 

寝室は少し抑えめな花柄と英文字のタイプ。ボタニカル柄にアンティークな雰囲気もあります。

 

トイレは青のアクセントを印象的に。ベースに使う白にもこだわりました。

 

O様のお部屋とその雰囲気にぴったりな壁面になりました。

 

壁紙のセレクトをご依頼いただいたとき、お部屋の間取りや使われている色味、全体の家具テイストなどを見るのはもちろんですが、お客様の雰囲気や使用されている食器、お洋服、読まれている雑誌、好きな音楽、何気なく選ばれているものなどいろいろなポイントをリサーチします。

膨大にある壁紙の中から、総合的に見て部屋と好みに合うのではないかな、と思うサンプルを取り寄せます。

いくつかのショルームに行って、壁紙の冊子を何冊も見て探すことも。

インターネット上ではわからない、紙の質感やツヤ、色の出方、手触りを確かめるこの時間をとても大切に思います。

 

厳選したサンプルをお見せしたとき、それがフィットしていると女性のテンションはとても高くなります♪

ファブリックなどもそうですが、自分に似合う洋服を選ぶときのようにワクワクして、あれこれ悩み、何度も壁にあててみたりして。

朝の光や夜の照明でも確認していただき、必要であればショールームにも同行して、大切な1枚を決めていきます。

 

壁紙はDIYブームを巻き起こし、自分で貼ってはがせるタイプのものなどもたくさん出ています。

でも、意外に自分の部屋に合う壁紙や好みに絞りきることができないまま、いつかやりたいと思いながらそのまましている方も多いようです。

またはちょっとチグハグな壁紙をセレクトしてしまっていたり、貼ってみたけど仕上がりに納得できなかったり。。。

そのようなご相談もときどきいただきます。

 

インテリアはパーツだけでは成立しません。多方面から見た全体のバランスを整えることが大切ですね。

アドバイスが必要なときは、是非ご相談ください。→suzukuri 壁面デザイン

 

 

 

家にもノーリング収納を。

撮影のスタイリングの手法などで最近耳にする「ノーリング(knolling)」

端的に言えば、平行・垂直を意識した配置方法でしょうか。

Instagramでもお花や趣味のものを使って、そのような投稿画像をときどき目にしますね。

 

もともとはマルセル・ブロイヤーなどの家具を扱う「knoll社」において、建築家でありデザイナーのフランク・ゲーリー氏の家具を作る際に生まれたメソッド。

なのでknolling(ノーリング)なのですね。

家具メーカーの工場や工房などを訪れると、その工具や治具の整理整頓の仕方にホレボレしましたが、そこからきていたのかもしれませんね。

工場などは特に誰にでもわかるように収納する、関わる人が多いほど大切なポイントです。

 

そのメソッドは

1、使っていないモノをより分ける

2、使っていないものは片づける

3、使うものを似たもの同士でグループ分け

4、アイテムすべてを平行・または垂直に並べる

さらには、その出し入れの動作が「片手」でできるように配置されていることが原則です。

 

家の中でも同じことが言えますね。

先日も洗面所の収納のご相談をいただきました。

浴室が併設され、脱衣所兼、洗濯機がある洗面所の収納はキッチンと同じぐらいコンパクトに動線に合った収納が必要です。

特に洗濯のしかた、干し方でその場に必要なモノの量に伴い、収納も変わってきます。

 

脱衣はどこで行うか。

洗濯ピンチはどこに置くか。

どこで洗濯物を干すか。などなど。。。

新築収納コンサルティングの際にも、特に念入りにお打合せするところです。

 

こちらのお宅では、

洗濯機の上にハンガーパイプあり。

洗濯してすぐその場で洗濯ピンチにかける。(いつも2台使用)

ベランダの物干しへ持っていく。

という動線でした。

 

よく聞かれるのは洗濯ピンチの収納方法。

お客様のご希望によっては見せたくない、ということもありますが、今回のケースは、「毎日のことなのですぐに使えるようにしたい」というご希望で打ち合わせの結果、下記のように使用することになりました。

 

ジャストサイズの位置に、垂直にL型のフックを。

 

 

これもひとつの「ノーリング収納」かもしれません。

家の中でも取り入れられるノーリング収納メソッド、キッチンやリビングなど壁や引出の中を利用するとまだまだありそうです。

しまう収納と見せる収納、両立して混雑しないスムーズが暮らしができるといいですね!