先日、KUUKIさんのサロン、「暮らしの博物館」へイランのモールディングの施工をいたしました。
築40年のマンションをフルリノベーションをされて、等身大の収納やインテリアを体感し、学べるスペースです。
イランで見たモールディングは、
先日、KUUKIさんのサロン、「暮らしの博物館」へイランのモールディングの施工をいたしました。
築40年のマンションをフルリノベーションをされて、等身大の収納やインテリアを体感し、学べるスペースです。
イランで見たモールディングは、
お天気のよい週末、暑いくらいでしたね。
先月より2年ぶりにイランに滞在しておりました。
5月のイランは公園、街路樹など街中がバラに溢れ、いい香りです。
ちょっとだけシリーズ化して書いておりますが、今回はイランのクローゼットを。
イランは日本と同じように、玄関で靴を脱いで部屋で過ごしますので、寝るときは布団を敷いて寝ます。
ベッドで寝る家ももちろん多いです。
来客が多いイランでは、来客用布団がしっかり用意されています。
日本の住まいでは、ときどき、押入れいっぱいにお布団を入れているお宅を拝見しますが、逆に考えると、来客の少なくなった日本の家族には、あまり来客用布団が必要ないお家もあるかもしれませんね。たま~~~に、ならば、レンタルという手もあります。
戻りまして、イランのクローゼット横にはだいたい押入れのようなスペースが確保されています。
その入れ方がとてもスッキリと綺麗。。。

日本の押入れのような中棚はないのですが、ぴっちりと積み上げられ、必ず布で覆うのですね。
イランではいつでも、泊まっていって~~~という感じでした。
そして、泊まることがココロを許した証のように喜ばれます。
お隣のクローゼットはこんな感じに。

お布団の入れ方と比べるとその差はなぜ??というぐらい、下のほうはかなり押し込んでいますが・・・。
入れ方は置いておいて、これでご夫婦二人分です。W1800ぐらいでした。
プラス、W800×H900ぐらいの引出がひとつ。
どのお家もこのぐらいの量で納まっていて、外に出ている服などはありませんでした。
リビング・ダイニングは広々としています。
子供部屋はこんなに雰囲気を作りこんで。
クローゼットはこれだけ。W800ぐらいでしょうか。
やっぱり詰め込んでますが(笑)、でも内容はすべて把握している様子でした。
おもちゃ類もムダに多くは持っていません。
部屋にちょっと出ているぐらいと、このクローゼットの下部に少しあるぐらい。
どちらかというとなんでも買ってあげるほうの家族でしたが、溢れる出ているようなことはありませんでした。
「そこは開けちゃダメ~~~!」みたいな雰囲気はまったくないので、今、押し込んだものというわけではなく、おそらく細かなことを気にせず、ざっくりとした収納のほうがストレスがないようです。
細かく分ける、という感覚はあまりないようで、あるとき私のトランクの中を見たとき、
これは化粧品、これは下着、これはドライヤー、とそれぞれを袋に入れたり小分けにしている様子を見てびっくりしていました。
お布団の収納と衣類クローゼット収納の差のように、滞在中はときどき「え~~~???ここはこうなのに、そちらはこうなの???」いう場面に出会いましたが、その差が面白くも感じていました。
イランへはまた、来春ぐらいに行く予定なので、
改めて写真を見て、次に行ったときには少し収納方法をレクチャーしてこようかな?と思います。笑!
夏も本番になってきましたね!
イランも暑い夏になっているようです。毎日、日中は36°超え。。。40°近くなることもしばしば。
でも、日本と比べると湿度が低くカラっとしているので、体はちょっと楽なようにも感じました。
昼間と夜の気温差が10°近くはあるので、夜も涼しく感じたように思います。
今回はキッチン編を。
「リビング編」に引き続き、イランのキッチンもすっきりとしていましたよ。


街にはキッチンリフォームの会社も多く見られ、ショルームもそれぞれ個性的でした。
デザインにこだわるお宅はこんな雰囲気。

かなりお部屋のアクセントになっていました。出入りは微妙にできませんので、入口はこちらから。

余計なものがない。
加工食品のストックがほとんどない。
食器の色や種類が揃っている、(これが気持ちいいのです。)という点が印象深いです。



来客が多いので、30~50人分は招くことができるように、揃った食器がたくさん並びます。

来客前はこんな感じにすべてを出して準備していきます。
スパイスラックは奥行内寸12cmほどの収納に、キャニスターにちゃんと分けて収納されています。
これは、イランではスパイスや粉ものなど、ほとんどのものが量り売りなので容器がなくては困るのだと思います。でも、ゴミも少なく、エコなのではないかしら。

シンク下はだいたいどのお宅もこのぐらいのものしかありませんでした。(工事の仕上げは雑ですね・・・。)

素材そのものを買い、加工品などはほとんどありません。
何が入っているのかわからないものは食べない、という精神がどの家庭にもあるようでした。
びっくりするほど外食はしないですし、外食産業もケバブサンド屋さん、ピザ屋さん、水タバコを楽しむお店、ぐらいなものだったように思います。
多様な食文化を受け入れ、四季で器を楽しむ日本では難しい面もあるかもしれませんが、食器棚やパントリーを見渡してみると使っているものは限られているかもしれませんね。
たくさんのお宅を拝見していると、ギュっと詰まったキッチンがよく見られます。
賞味期限切れの食品や使っていない器、いただいたけれど食べないもの、などなど、不要なものを取り除くだけでもスッキリとします。
イランの収納を見習って、「本当に使っている必要なものだけ」にしていきましょう。
先日、日本収納プランナー協会にて会員向けのステップアップセミナーが開催され、講師をさせていただきました。
そのセミナーの中で、昨年4か月近く訪れたイランの収納についても少しお話をさせていただきました。
滞在中、たっくさんのお宅を訪問し、最初のころは言い出せなかったのですが、後半はたくさんの写真を撮らせていただきました。
セミナーで意外にも好評でしたので、一部になりますが少しずつお伝えしてみますね。
今回はリビングを。
イランは日本と比較して、どのお部屋も圧倒的にモノの量が少ない!
「リビングは家族のモノがもっとも集まってくる場所」とよく皆様にもお伝えするのですが、そのリビングにまったく余計なモノが置かれていないのです。


どのお宅もこのような感じで広~~いのです。
置かれている家具はキュリオケースと言われるような飾り棚とコンソールセットのみ。





テレビボードもこんな感じです。



床にはもちろん、ペルシャ絨毯が何枚も敷かれ、大人数になるとここに食事用の布が広げられて床座でいただきます。

普段の家族の食事はダイニングで。

日常使うものはどこにしまっているの??文房具とか、書類とか、リビングにはいろいろあるでしょう、と疑問に思い、「ハサミを貸して」とお願いしてみると、下の写真のような息子さんの部屋からすぐに持ってきてくれるのでした。

必要なモノだけを所有し、きちんと把握できる量を家族みんながわかるように配置しておく。
インテリアに対する意識や家族のコニュニケーションの高さと本当の豊かさを感じたのでした。
イランから学ぶ収納、間取りごとに少しずつご紹介していきますね。