TDC=東京デザインセンター(東京・五反田)にて、新たなプロジェクトがスタートしました。
久しぶりに訪れたこの場所は、イタリア人建築家によって設計された、独特で個性豊かな建築空間。
複雑な構造ゆえに、空間の使い方や動線にはちょっと工夫が必要そうです。
現在はこのような感じ。天井も剥き出しです。


始まりは一通のご相談から
今回のお話をくださったのは、以前ご自宅の収納とインテリアをご依頼いただいたFilo Works Hさん。(常に憧れるセンスの持ち主です!)
「株式会社アベイチ」様が本社移転にともない、2階にショールームを開設されるとのことで、その空間づくりを一緒に手伝ってもらえないか?というご相談でした。
新たなショールームでは、アベイチ様も取り扱いを進めるフランスのテーブルリネンブランド
「Garnier-Thiebaut(ガルニエ・ティエボー)」の世界観を表現することが求められていました。
「ハイアット セントリック金沢」での出会い
実は、このプロジェクトにはもうひとつ印象的なご縁があります。
Filo Worksさんの常宿でもある「ハイアット セントリック 金沢」のお話で盛り上がったときのこと。
私自身、クライアントNさまが隣のレジデンスを所有されていたことから、何度かこのホテルを利用させていただいていて、お部屋に備えられたバスローブの色合いや質感に感動してタグを確認すると、そこに書かれていたのが「Garnier-Thiebaut」でした。
フード付きのバスローブを探していたので、思い切って主人のものと2枚購入!
その感動をFilo Worksさんにお伝えしたことが、記憶に残っていてくださったようです。
その偶然が今回につながったことは、私にとっても大変うれしい出来事でした。
“フランスの街角”のような空間
そんな流れから始まった今回のプロジェクト。
目指す空間として、
実際にこちらのブランドが並ぶフランスの街角をイメージできる内装、
ホテルで過ごす時間を思いめぐらせられるような上質な空間、です。
ブランドの世界観、商談スペースとしての機能性、見やすいアイテム展示、TDCという建築空間との融合──
さまざまな要素を調和させながら、理想のかたちに近づけていく過程を、数回に分けてこちらに残していきたいと思います。
次回は、コンセプト設計とビジュアル、カラースキームなどのご紹介予定です。
どうぞ、完成までのプロセスを一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。