〜「株式会社アベイチ × Garnier-Thiebaut」ショールーム、オープン〜
Vol.1からお伝えしてきた「株式会社アベイチ × Garnier-Thiebaut」ショールームプロジェクト。
いよいよ最終回です。
東京デザインセンター2F、完成した空間をこちらに。
前回の記事はこちらから「【TDC 番外編】ファブリックパネル制作」

扉を開けると、そこにあった景色
ガラス張りの扉越しに見える、街灯とマネキン。
扉を開ける前から、もうすでにショールームの世界観が始まっています。
Vol.2でお伝えした「ウィンドウショッピング」のコンセプトが、ここに体現されています。


ふたつのエリアが、ひとつの空間に
Garnier-Thiebautエリアは、オリーブの木を中心に、テーブルクロスを纏ったテーブルが並びます。
Elephant’s Breathの淡いグレージュの壁が、カラフルなリネンをやさしく引き立てています。


アベイチエリアは、Mole’s Breathの深いグレーが空間を凜と引き締めています。
ABEICHIのゴールドのロゴ、真鍮のブラケットライト、白いスリップカバーの椅子を従えたフレンチデザインの商談テーブル——静かで落ち着いた雰囲気となりました。


商談テーブルのすぐ横には、天井から吊るされた生地サンプルがすぐに提示できるようにしてあります。

Farrow & Ballのふたつのグレーが、床材ではなく「色」で空間を分けたことがとても活きています。
それぞれのエリアがそれぞれの顔を持ちながらなじむ、全体としてひとつの豊かな空間になりました。
こだわりを、ふたたび
真鍮のハンガーレールに、J-vagueのロゴ入り木製ハンガー。
引き出しの中には、ピローケースがきれいに収まるよう設計した収納。


追加したカウンターは、バスローブを広げて寸法を計測できたり、ちょっと雑談ができるスペース。
中には椅子とステップがちょうど収納できました。

ガルニエの生地を張ったファブリックパネルは、間接照明に照らされて絵のように壁に佇んでいます。
来客用クローゼットを含めたトール家具、ロゴ壁面——見えないところにも、意味があります。


積み重ねてきたいろいろが、この空間に詰まっているように感じます。
ちょっとBefore&Afterも。




感謝を込めて
インテリアと収納と。
このプロジェクトは、私にとって集大成のようなお仕事となりました。
今から思うと、始まりは金沢のハイアットセントリックであったように思えます。
客室に設えてあったGarnier-Thiebautのバスローブの質感と美しさが忘れられず、、、
それがこのプロジェクト全体への入り口になったのではないかしら。
一枚のバスローブが、こんなにも大きな仕事へと繋がるとは、あのときは思ってもいませんでした。
そんな話も覚えていてくださったのか、このお仕事のきっかけとともにご相談くださったFilo Worksさん。
いつも丁寧な施工、今回も見事に空間を形にしてくださったマルイチセーリングさん。
信用して私たちに任せてくださった株式会社アベイチさん。
そして、数々の高級ホテルの内装をたくさん見せてくださり、「本物の空間」への目を育ててくださったN様。
このお仕事に繋がっていったこれまでのすべての経験と、関わってくださったすべての方に、心から感謝いたしております。
今回のご縁で、ベッド周りの設えをアベイチ様にて取り揃えることができるように、契約をさせていただきました。ピローやデュペなどはもちろん、壁面デザインを含めて、ベッドルームをよりホテルのようにしたい方はお気軽にご相談ください。我が家も構想中。。。
ショールームへご案内いたします。
Fin.