【TDC Vol,4】いよいよ施工が始まりました

TDC:東京デザインセンター2Fで進行中の「株式会社アベイチ × Garnier-Thiebaut」ショールームプロジェクト。Vol.4ではいよいよスタートした施工の様子をお届けします。
前回の記事はこちらから「【TDC Vol.3】収納プランナーとして造作家具にこだわる」

床が貼られた、空っぽの空間から

床は先行施工されていました。
現場に足を踏み入れると、床材だけが静かに貼り終わった空間が広がっていました。
がらんとした空間が見られるのは、このタイミングだけ。
電気配線もないので暗いですが、なんだかいいニュアンスです。

骨組みから、かたちへ

造作家具の搬入、これだけでも半日以上かかります。
開梱しながら少しずつ組み上がり始めると、空間に少しずつ立体感が生まれてきました。
図面の上でイメージしていたものが、現実の寸法と素材を持って現れてくる瞬間——何度経験しても、この瞬間はいつも特別です。

グレーに塗装されたパネルが次々と搬入され、職人さんたちの手で丁寧に組み合わされていきます。Farrow & Ballの「Mole’s Breath」を纏ったその色は、現場で見ると改めて深みがあり、空間の雰囲気を一気に引き締めてくれました。

真鍮の取っ手

造作家具に取り付ける真鍮の取っ手。
その位置決めは、実はとても繊細な作業です。
見た目のバランスはもちろん、実際に負荷がかかって引いた時の使いやすさも考えながら、メジャーを当てて、確認して、また調整して。

グレーの扉に光る真鍮のシェルプル——この組み合わせが、空間にフランスらしいエレガントさを加えてくれます。経年変化も楽しめそう。
小さなパーツひとつが、空間全体の印象を左右していきます。

リボンを選ぶ、特別な時間

施工が進む一方で、ヘッドボード上のファブリックパネルの制作準備も並行して動いていました。
今回お仕事をご紹介いただいたFilo WorksのHさんと一緒に、パネルを縁取るリボンを選ぶ時間。
あまり見えない部分でもありますが、気を抜かず。美は細部に宿りますね。

生地の上にさまざまな色のリボンを並べては眺め、また並べ替えて。
繊細なプリントに、どの色が最も寄り添うか——言葉を交わしながら、でも最後は直感で選んでいきます。
「これだね!!」と感覚がピタッと合った瞬間。そんな時間がとても豊かで楽しかったです。
完成に向けての作業でありながら、それ自体がひとつの喜びでもありました。

街灯にワクワク!

そして、この空間を語るうえで欠かせないアイテムが届きました。
フランスの街角を象徴するかのような、あの街灯です。

実はこの街灯、もともと屋外用のもの。
オーデリックのショールームに実際に足を運んで現物を確認して選んだアイテムです。

ところが、屋外用だけあってかなりの重量があります。
床に固定するには、コンクリートの床に太いボルトを打ち込む必要がありました。
内装にとどまらない施工が必要になりましたが、いつでも何とかしてくれる職人さん。(本当に感謝です。。)
存在感と説得力があるアイテム。Mole’s Breathの深いグレーの壁の前に灯りが点ると——まるで本当にパリの街角に立っているような、そんな景色が生まれました。

ABEICHIのロゴが灯る

正面の壁面には、ABEICHIのゴールドのロゴが取り付けられていきました。


レーザーで水平を確認しながら、SELECT・GARNIER THIEBAUT・J-vagueのサインの位置も慎重に決めていきます。少しずつ完成に近づいていく壁面、ロゴが入るとなかなか感動なのでした。

施工はまだ続いています。
次回Vol.5では、いよいよ完成に向けた最後の仕上げの様子をお届けします。

と、、、その前に番外編をどうぞ。
À suivre…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA