ホテルインテリア拝見【ウェスティン都ホテル】

毎年、12月の頃に素敵なお誘いをいただきます。
ホテル宿泊お供の旅?私にはとても学びの多いインテリア研修のようです。
(これまでの「ホテルインテリア拝見」シリーズ、「ホテルインテリア」でカテゴライズしていますので、ご興味のある方はお読みください。)
クリスマスシーズンのホテルはそれだけで特別感があります。今回は京都&大阪へ2泊3日の旅、振り返ると初めての体験ばかりでした。
それぞれのホテルの様子と周辺施設をここに残しておきたいと思います。

1日目は京都駅でN様と待ち合わせをして送迎バスで「ウェスティン都ホテル」へ。ホテルに荷物を預け、南禅寺へ向かいました。
有名な南禅寺、、なんと初めてなのです。。。
すぐ近くの永観堂には来ていたのに、なぜ立ち寄らなかったのでしょうね。


まだまだ紅葉が綺麗な「琵琶湖疏水インクライン」を見学しながら、南禅寺を散策。

三門の上からの景色を眺めたり、歴史の流れを感じる水路橋を見学したりしました。

よく、滋賀県の方が「琵琶湖の水、止めたるで!」と言われるのは、ここのことを言われるのでしょうか。笑

素晴らしいタイムスケジュール(私は全てお任せ)で、落ち葉も美しい路地の紅葉を愛でながら、これまた初めての湯豆腐「菊水」さんへ。


全席、手入れの行き届いたお庭を眺めながらお食事することができます。オトナっていいですね。笑
私は利酒3種で乾杯!先付から前菜、お造りをいただきます。(最初の時点で湯豆腐には火が点けられています)

そしてメインの湯豆腐。
薬味が乗せられた可愛い薬味セット、塩、薬味、醤油、吉野餡、しょうが、九条ネギ、などなど。好きな組み合わせで堪能できます。

締めは土鍋ご飯。これまた初めて「八代目儀兵衛」の新米「翁霞」をいただきました。
米粒ひとつひとつがしっとりしながら優しく際立っていて、とっても美味しい。お水もいいからなのでしょうか、京都のお酒もやはり美味しいのです。

前列の方々が帰られたので、デザートタイムはゆっくりと最前列でお庭を眺めながら。


ゆっくり時間をかけてお昼をいただいた後、いよいよウェスティン都ホテルへ。
エントランスは大きなクリスマスモニュメント。


初めて訪れました。2020年に創業130年を迎えられ、翌年にリニューアルをされたそうです。
ホテル内にはこれまでの歴史がわかる「都ギャラリー」があり、使われていた器や各国の要人が訪れた様子のお写真が並びます。

リニューアルの際に、これまでの2室を1室に改装されて平均客室面積を約35㎡から約50㎡の広さに。
柔らかめのクラシカルな内装に合わせ、ちょっとモダンな家具で心地よくゆったりの過ごせる空間でした。
宿泊したお部屋は角部屋で彩光も多く、ゆったりした山並みと平安神宮を拝むことができます。お風呂には小窓もあり、それだけで開放感が違ってきますね。

デスクチェアと浴室の椅子の色がリンク。

リニューアルの工夫&デザインが各所に。

壁のアールが目にも優しく、重くなりすぎないモールディング装飾の技、ヘリンボーンの床材。

ドリンクバーの家具の色はトイレの壁とリンクされていました。

壁掛けテレビの裏にあるカーテン溜まり、そしてヘッドボード脇の操作パネルがモダンすぎなくて絶妙に建物全体の雰囲気に似合っていました。アール形状の低め照明も印象的。

お部屋にはウェルカムドリンクに日本酒と、お誕生祝いにケーキが運ばれてきました。いつもさりげなく演出されるお祝いがとても嬉しい!!お互いに誕生月なので祝福しあいます。
ありがとうございます。。泣!

大きなスパがあるので温泉も楽しめます。

露天風呂の男女を仕切る壁には、昼間に散策した南禅寺の水路閣をモチーフにしたデザインが施され、自然も多くて広々ゆったりと楽しめました。(下記の画像はホームページよりお借りしています)

翌日は朝食バイキングの後、ホテル散策へ。
屋上庭園やチャペル、そして裏山を登っていくと、お稲荷さんもありました。

古くて新しい老舗ホテル、歴史あるいい雰囲気を残しつつ、今を取り入れながらリニューアルをされていて、自然も多くリラックスできてとても心地よい場所でした。また来てみたい!!と心に誓いました。笑。

そして旅は阪急電鉄で大阪へ向かいます。

続く・・・

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