住まいのセカンドオピニオン

収納設計を中心に、「住まいのセカンドオピニオン」のような立場でのお仕事がここのところとても定着してきたように感じています。

仕事でもそれ以外でも、自分が目指す方向を見据えながらも、それは朧げになって見えていたり、決めきれなかったり、はたまた迷い道をしたりすることがあると思います。私もそうでした。経験を積むために、と一緒に片付ける作業(=収納サポート)をすることをメインとしてきた起業当初、がむしゃらに走っていましたが、その先には収納設計がしたい、住まいの根本から原因を減らしてあげられたら、インテリアにもこだわって、、、と考えていましたが、真っ直ぐにはなかなか進まないもの。

収納ブームも手伝って「収納サポート」はたくさんのご依頼をいただきました。片付かないと悩むお住まいを整え、改善し、空間を変えると心が動いていく現場に立ち合わせていただくことができました。
その経験は常に収納設計に役立ち、行きたい方向性へと後押ししてくれました。

これまでご依頼をいただいた方々より、ライフステージが変わる時、ご家族の環境が変わる時、リノベーションや新築の打ち合わせ進行中、すでに着手して打ち合わせが始まったときに思い出してくださることが多いようです。最初からでなくても大丈夫!その時点からでもできることをアドバイスしています。

先日も「リノベーションの打ち合わせが進んでいるのですが、収納に不安があるので、、、」とご依頼をいただきました。造作家具の引き出しのサイズ変更、奥行きに合った収納用品の提案、扉の開閉の変更、収納量を増やすための設計、などアドバイスさせていただきました。

そのような案件がここのところ続き、ああ、定着してきたのかなあ、、、とちょっと嬉しく感じていたところでした。

ここからさらに目指すのは、2年ほど前より学びを深めている「空間デザイン心理学®︎」を取り入れた提案ができるようになっていくこと。「LDNメソッド™️」というヒアリング方法で潜在的にあるニーズを引き出しながら、住まいをより自分の居心地のいい場所にしていくことができるのです。それは家具の向きひとつが原因だったりすることも・・。
ご夫婦やご家族ならば、お互いの考えていることが文字化して理解し合える。ときには感動的なシーンにも出会えたりします。

このヒアリングは個人のお住まいだけでなく、商業施設や店舗、はたまたチームづくり、ひいては人生の迷い!にも有効なのです。その結果から構築する住まい・環境はブレることなく、そして生態学や科学的根拠に基づいた提案ができるので迷いもなくなります。

自分でも気づいていない潜在意識を「見える化」できるヒアリング、何かの方向性に迷っている時にはぜひご相談くださいね。

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