2023年3月21日 春分の日。イランでは新年を迎えました。
季節も巡り、今日の佳き日に私たちは「株式会社エムカンマカン」をスタートします。
法人化は数年前からなんとなくイメージをしていました。
夫婦それぞれで個人事業者として運営しておりました事業(アキバル住宅設備&suzukuri)を統合し、本日より「株式会社エムカンマカン」と改めまして、力を合わせて前へと進めていきたいと思います。
McanMacan(エムカンマカン)
まるでおまじないのようですが(笑)、ペルシャ語で「可能性のある場所」という意味。
法人化をイメージし始めてからずっと、なかなかこれ!と腑に落ちるいい社名が降りてこないままでした。タイミングがやってくるだろう、と焦らずアンテナをはっていましたが、ある日オットが「”エムカンマカン” ハ ドウデスカ?」と!!
ペルシャ語の意味を聞いて「これだ!!」と思いました。そして何より耳に残りやすい。。(ペルシャ語の中では。笑)社名が決まると迷わずにグンと準備のスピードが上がりました。
いつものように、ロゴは4ReaLdesignさんに要望をお伝えして、あれこれ手を動かしていただきこちらになりました。こっそり?「McanMacan」で繰り返し使われているアルファベット&ペルシャ文字が潜んでいます。
トップの画像はアゼルバイジャン近くにあるオットの田舎、「ミヤネ」の林檎畑。
今は亡き義父と幼い頃、一緒にこの林檎の苗を植えたそうです。今は兄弟で管理しています。毎年白い花を咲かせ、青い林檎の実がたわわになります。花の散り際に行ったことがありますが、それはそれは見事に真っ白な花吹雪。
季節が巡って「樹木に花が咲き実が成る」
自然の中にあり、当たり前のように体感してきていますけれど、偶然や奇跡の積み重ねなのかも。私たちもそんな風になって行きたいな、と思います。
イランで何気なく撮ってきた私の拙い写真をいくつかデザイナーさんに渡したところ、この写真をセレクトされたことに感動しました。(4ReaLdesignさんのこういうところ、すごいです。さりげなく想いをカタチにしてくれるのですよね。)さらに自分の中にある想いに気づいていく不思議な感覚もありました。より一層、大切にしたい場所になりました。
法人化したといっても、何も変わりはしないのですけれども。それぞれが事業部のひとつとして、これまで通りお互いに精進してまいります。
そして、輸出入事業も情勢をみながら進めていこうと思っています。サロン事業や他にもやりたいことはあれこれ。可能性のあることには怯まずチャレンジして、「可能性のある場所」を作っていきたいな、と思っています。
suzukuriはブログもInstagramも変わらず継続してまいります。より一層、空間デザイン心理学®︎によるご提案を深めつつ、そして収納設計と併せて、集う人々の心喜ぶ住空間や施設の実現をしていきたいと思っています。
今後は少しスケール感のある案件へのチャレンジや、水回りの対応なども増やしていかれるように感じています。
何もわからずひとりで起業した10年前、このような方向に進んでいくとは全く想像もしていなかったです・・・。感慨深い。
これまで出会えた貴重な人々、出来事、は私の人生のサイズを変えすべてを前へと向けてくれました。
ブログをお読みくださっている皆様、そしてここまで寄り添い、支えてくださっている方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これまで通り、どうぞよろしくお願いいたします。