インテリアデザインの効果

昨年は働き方や働く環境が大きく変わった一年でした。今現在、どこで仕事をしていますか?

少しコロナが落ち着いても、在宅ワークのままオフィスへの通勤がなくなったという方も多くいらっしゃるようです。伴って、オフィスを手放したり、丸ごと地方へ移動したりする話も耳にしますね。

2019年に内装デザインをお手伝いさせていただいたオフィスも、未曾有のコロナでたった二年も経たずにオフィスを手放すことになった、とご連絡をいただきました。ほとんど使っていないのに(泣)、原状回復をしたいという依頼でした。
それはとても切ないお話で、私自身もとても迷いました。引き受けることはできますが、おそらく費用もまあまあかかる。。。
いろいろ打ち合わせをしていると、賃貸の仲介業者さんへ依頼した方が日程や状況把握もスムーズなようでしたので、原状回復はそちらに依頼されることとなりました。費用が高くなってしまうものかしら??と心配でもありましたので、見積が出たら適正かどうか見ることはできると思うのでご連絡くださいね、とお伝えしていました。しかも、、、全て終わってから見積が出るとのこと。。。それは見積なのか??

それがなんと!!
嬉しいことに「内装デザインが気に入られて、ほぼこのまま使用したい会社がある」とのことで原状回復のためのリフォームは最小限になりました。そのまま退去するぐらいの勢いで次の借り手へ引き渡すことができたそうです。デザインをしっかりしておく、というのはこういうことなのだと改めて実感できました。

新築同様なぐらいにヴィンテージマンションが好まれる風潮も、誰にでも合わせるものではなく好みが明確で、そのデザインや個性を選んできてくれることに意味があります。ターゲットを絞るほどにその市場は広がるものなのでしょう。

過去の事例でも、しっかり壁面収納を作り込んでおいたら、その収納が気に入られてマンション売却がスムーズだったということもありました。住み始めると価値が下がることがほとんどのマンション。環境に合ったコンセプトと間取り、デザインを入れて価値を高めておくと売りやすくなっていくのでしょうね。

購入した家を終の住処と構えすぎず、自身のライフスタイルの変化に合わせて気楽に動けると理想的。
「ホームステージング」がもっと広まり、家具や装飾だけでステージングするだけでなくて、内装や設備もしっかり作り込んでおくことがもっとスタンダードになっていくといいですね。

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