石の床、施工の様子

すっかり秋風が心地よい季節となってきました。夏の間に終わらせる予定だった「石の床」計画はどんどんずれ込み、、、10月を前に予定の箇所はやっと貼り終えました。

途中経過の様子はこちらから。
「石の床はどうでしょう」
「石の床へ、の途中経過」

このプロジェクトは築20年のマンションの床の色やドアの色を変えたいという思いと、偶然に厚さ2ミリ、天然石100%のこの石材シートを知ったことから始まりました。盛夏のなか、LDKの家具を少しずつ動かしながら、施工スタート!

施工箇所はLDKと廊下

とりあえず、12畳ほどのLDとキッチン、そして廊下に貼ることにしました。
もとはこのような感じの色の床材でした。

除光液をこぼして(泣)塗装膜が剥がれている箇所もあり、ラグを敷いていましたが、この床の色にテンションが上がらず(笑)、家への愛情も薄れていたようにも思います。。。
全面リノベーションするほどの決意もできなく、いつかリノベーションするなら、その前にやりたいようにやってしまおう!我が家は実験室!!という意気込みで取り組みました。

マンションは凹凸だらけ。。

この石材シートはW1200×D600mmという大判なので、進みも早いのでは?と思いましたが、大変なのはドアの額縁やパイプスペースの凹凸。。。本当にマンションは凹凸が多い・・・。
ネットで見つけた凹凸やアール加工に対応するこの道具↓を使って型紙を取り、石材シートを加工しました。2mmなのでカッターやハサミなどで簡単に切ることができます。

使う材料はこちら。「タイルワン」というものが接着剤で、石材に直に塗ります。石材サンプルの色の違いはコーティング剤を試しに塗ったものです。

接着剤はとても強靭!一度シートを置くとなかなか動かないので、体重を掛けてたたくように隣との隙間を埋めます。

石の感じ、リアルだと思いませんか。いや、100%石材なのでもちろんそうなのですが、改めてこれがシート状になっているとはすごいな~~~と感動しました。

全部貼り終えたら、コート剤を塗ります。

ツヤ感が出るのはちょっとどうかしら??と思いましたが、乾くとだいぶ馴染みます。そして、コート剤を塗らないと傷もつきやすくて、後から大変なことになりそうな感じがしました。

選択肢はフローリングだけじゃない

床材はタイルやシートなど今はいろいろあります。でも、なるべく天然のもの、そしてリアルなものがいいと思っていました。この石材のシートは天然石100%、硬い石をしっかりと貼ったように見えます。

リビングダイニングまで完成して、真夏の数日過ごしてみましたが、これがとても快適。石なのでヒンヤリと涼しく感じます。我が家の猫、ハルくんもとても気に入った様子で夏の間はよくゴロゴロとしていました。

もともとはおそらく壁に貼ることを想定して開発されているのではないかと思います。担当の方に「マンションの床に貼りたいんです!」と言ったら、一般住宅の施工事例は少ないようでした。
2か月近く過ごしてみて、とても気に入っています!!
でも、小さいお子様がいらっしゃる方や掃除が苦手な方はよく考えたほうがいいと思います。
私は生活感を払拭したい気持ちも少しありましたので、多少の負荷やメンテナンスは了承済。埃はとても目立ちますし、猫の毛はすぐに綿埃のようになります。
私はそれも気に入っていて、目立つのですぐに掃除機をかけるようになりました。とても衛生的です。

石の床、冬はどうでしょう

心配なのは冬ですよね・・・。でも、床暖房OKとのことなので、もしかしたら岩盤浴のように??保温性が高まり、暖かいのではないかと期待しています。
また冬の様子もご報告いたしますね。

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