よりよいものを毎日の生活に。

今日はお洗濯日和。
長い雨の後の快晴は、いろいろなものを洗い流してくれたようでよりすっきりと感じます。
昨日は薄曇りでしたが、葉山での用事の前に、楽しみにしていた「神奈川県立近代美術館」で開催されている展覧会へ。
AM9:30~開門と同時に入り、一人貸し切り状態。。。贅沢な時間でした。
たっぷり2時間、ゆったりと見入りましたよ。

アルヴァ・アアルト~もうひとつの自然~

私の勝手な鑑賞おすすめポイントは、

アルテック社の製作工程

動画でプライウッドの成型の様子や「スツール60」が完成するまでの様子が見られます。説明がなくてもどの部分を製作しているのかよくわかる構成となっていて、何度も見入ってしまいました。ブログタイトルの「より良いものを毎日の生活に」はアルテック社のマニフェストです。

アンティークの照明や家具

使い込まれた味わいをもつチェアや照明、ティートローリーなど、販売されている商品では見ることのできない雰囲気を持つ家具を見ることができます。アンティーク好きな人はいいかもしれません。

パイミオのサナトリウムの再現

一角にはサナトリウム(新鮮な空気や自然の中の療養所)が再現され、優しい色合いの内装とそのために設計された部屋にベッドや照明、蛇口、洗面ボウルなど見ることができます。

アアルト・ルーム

最後に代表的な家具を展示した特設コーナーがあり、写真撮影OK。眺望もよく、座り心地を試したりと体感もできます。


ここではハガキとシールを配布していました。シールが可愛くてちょっと嬉しい♪
シールでお部屋に自由にレイアウトを楽しめるのですね!

何ごとも起きない日常の上に成り立つ仕事

フィンランドを訪れたときにいくつかアアルトの建築を周りましたが、一般的に家具や照明や雑貨が多く知れ渡っている印象で、建築家アルヴァ・アアルトがこれほどまでに「世界の建築」に従事していたことを私は知りませんでした。
しかも、イラクのバグダット、イランのシーラーズ、それぞれに美術館の建設を予定していたそう。スケッチや模型など、その資料も多く展示されていました。残念ながら、どちらも内紛や革命が原因で実現はしなかったようです。
イランにアアルトの建築ができていたら、見てみたかったな。そしていろいろな人が訪れて、その未来も変わっていたのでは??と思ってしまいました。

建築やインテリア、デザインに関わること(それだけではありませんが)は、国の情勢や紛争、身近なことでは災害や震災、そして心身の健康状態。そのようなことの何ごともないシアワセな日常の上に成り立つ仕事だな、とつくづく感じてしまいます。

同時開催で、コレクション展も興味深く拝見しました。こちらも見ごたえあり!!でした。

アアルトの巡回展は2019年2月から東京でも同じ内容で展覧会があるようですが、タイトル「もうひとつの自然」のとおり、海が目の前に広がる景色のよい葉山で双方の自然をゆっくりと鑑賞されるのもオススメです。アートや芸術の秋、今秋もいろいろ楽しみたいですね。

【詳細】
巡回展「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」
・2018年9月15日(土)~11月25日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
■アアルトルーム(Aalto Room」with Artek & Iittala)
※第2・3展示室の展覧会「アルヴァ・アアルト‐もうひとつの自然」の当日観覧券が必要。
料金:一般 1,200円/20歳未満・学生 1,050円/65歳以上 600円/高校生 100円
開館時間:9:30~17:00 ※入館は16:30まで
URL:http://www.moma.pref.kanagawa.jp/

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