引っ越しはトランク一つだけで。。。

連日のオリンピックのメダルラッシュ、すごいですね!

あまり普段はスポーツに興味のない私ですが、思わず見入ってしまいます。

また、違う視点では、帰国されてくる選手の空港での荷物も気になります。

カートを引いてロビーに出て来られると、結構な量のトランクが積まれているな~~どんなモノをどのくらい持っていくのかしら?なんて気になってみたり。。。笑!

 

2016-04-29 16.49.02

 

お客様のお宅にご訪問したときに、会話の流れでときどきお話するのですが、主人はトランク一つで我が家へやってきました。

結婚する前はそれぞれの住まいがあり、彼の部屋も何度か拝見しましたが、それなりに家電やお布団、など荷物はありました。

けれども、いざ引っ越し日が決まるとトラックなど用意することもなく、それらをすっきりと処分してあっという間に引っ越していらっしゃいました。

あの荷物はどうしたの?と聞くと「ゼンブ イラナイカラ ショブンシマシタ」とのこと。

なんて潔いものかしら、と感心しました・・・。

いわゆる「ミニマリスト」の域です。

トランクを開けると、

コート 1枚

ジャケット 1枚

セーター 2枚

Tシャツ 5枚

ランニング 3枚

長袖シャツ 5枚

靴下  7セット

下着  7枚  ・・・などなど

衣類はほとんど数えられる量。

DVD数枚と本数冊、大切な人からいただいた絵を1枚。

私が空けておいたチェストも埋まりきらず、引っ越しもほんの数分で終わってしまいました。

あまりにもスッキリと、そして満足したその様子に、羨ましさを感じました。

2年過ぎた今でも、その量はほとんど変わっていません。

 

私はというと・・・やっぱりモノが好き。笑!

ミニマリストになんてなれません!!

余計なモノは持ちたくはないけれど、こだわって選ぶモノや洋服を購入したときのワクワクは気持ちを上向きにしてくれます。日々を彩る雑貨や食器も大好きです。

このお仕事を始めてからはだいぶ減りましたが、それでもモノへの執着はあり、お客様のお気持ちもその視点で共感できる部分もあるので、「収納」にもそれを反映しています。

 

モノへの執着=過去への執着?未来への不安??

もしかしたら「人からどう見られたいか」という現れ、なのかもしれません。

それがあるほうがいいのか、ないほうがいいのか、はそれぞれの判断だと思いますが、過度になりすぎずに自分が心地よいと思う選択ができればベストだと思います。

ただ、彼の様子を日々見ていると、「人からはどう見られてもいい」とばかりにそのモノに囚われないこざっぱりとした身軽さが外見にも出ているように感じます。

「住まいは人格を表す鏡」ならば、その軽快さはともに持ち合わせていたいな、と思うこの頃です。

 

 

 

 

 

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