お部屋とダイエットの関係

こんにちは、収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

今週末にはいよいよ4月。桜も満開を迎え、気持ちよくスタートができそうですね

3月~4月はお引越しシーズン&季節もよいのでご依頼がいつもより多くなります。

先日お伺いしたS様。(とっても働き者のブラジルの方です。)

3年前に一度ご依頼をいただいて、とても深く印象に残っておりました。

「半年前にお引越ししたのですが、自分ではやっぱりできなくて・・・」とご連絡をいただきました。

以前よりも広いお部屋にお引越しをされ、収納もとても充実しています。

一見、収納の中には納まっているので、綺麗に見えるのですが、一か所ずつ見ていくとまったく配置がバラバラ。。。

いろいろなところに点在したり、混載されたりしていますこのままでは危険なゾーンに入ってしまうう・・・

「すずくりさんに来てもらってから、前の家はずっとキープできたのよ。ずっと綺麗になっていたのよ。マメに動いたし、すぐに元に戻せたし、掃除もよくしたの。私もすごく痩せて綺麗になったのよ。」

「でもね、この家に引っ越してから13kg太ったの・・・」

た、確かに・・・ちょっと大きくなられたかしら

広くなったお部屋にはランニングマシーン、エアロバイク、腹筋を鍛えるあの器具、話題のジムの入会証・・・・

ダイエットするための外的要素が家にはたくさんありました

でも、ご本人自ら気づかれた様子。


原因はこの家にあるのかも・・・・。

生活・暮らしとはモノを出したりしまったりの繰り返し。

スッキリとしたお部屋になると、動作が変わってきます。さらに元にもどしやすい環境を作ってあげれば、億劫さもなくなり、モノが出ている状態がイヤになり、気づくと機敏に動くようになって維持できるようになってきます。

今回も、家の中の余計なモノを取り除き、S様の収納ルールを作り、ベッドの配置を変え、よどんだ空気のお部屋が一掃されました。

S様の表情もみるみる変化

やはり、「お部屋とダイエットの関係」はとっても深いのか、と再認識したのでした

刺激的なファッション三昧

こんにちは、収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

昨日はファッション三昧感性に響くような映画と展覧会をハシゴしました

ひとつは映画、「アイリス・アプフェル」

アイリス・アプフェル

発する言葉にも刺激されます。

アイリス・アプフェル

アイリス・アプフェル

インテリアデザイナー&ファッションアイコン

94歳とは思えないエネルギーで周囲を沸かせ、寛容でユニーク

そして簡単にはマネできない独特のセンスに引き込まれます。

私は収納の仕事をしていながら、「断捨離」や「ミニマリスト」にはどうも共感しきれない部分もあり・・・。

アイリス・アプフェルさんはもちろん、たっくさんの洋服とインテリア雑貨に囲まれて生きていらして、大きな倉庫と、必要な拠点にいくつかのアパートメントもあるそう。

管理することは大変そうだけれど、でも、きちんとすべてに「思い入れ」と「買ったときの記憶」があるのです。

それはきっと、モノを買うときに真剣に向き合っているから。

むやみには買わない、審美眼をもつ、心がワクワクするものを買う

世界中を旅し、セレクトし、それが仕事になるなんて羨ましいかぎりですが。。。

心豊かに暮らしを楽しむためには、私にはやっぱり「モノ」は必要だな~~。

「家は心や住む人を表す」とよく言いますが、彼女の家にはユニークなものに溢れ、それでいてまとまりがあって素敵彼女そのものでした。

角川シネマ有楽町では4月中旬までの上映は決まっているようなので、お早目に。

映画のあと、そのまま有楽町~丸の内まで散歩。

三菱一号館美術館で開催されている「PARIS オートクチュール」展へ。

オートクチュール展

オートクチュール展

19世紀後半~パリで誕生した、「オートクチュールの歴史」をたどることができます。

ファションの歴史を学ぶにはとても分かりやすい、そして目にも美しい、まさに「着る芸術品」でした。

こちらは三菱一号館美術館で5月22日まで開催されています。

ファッションに浸る贅沢な1日でした。このコース、オススメです

春らしい洋服が欲しくなってしまいますね~

重視項目は「収納スペース」

こんにちは、収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

先日、インテリア産業協会から送られてきたメルマガに興味深い記事がありました。

以下、抜粋させていただきます。

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住宅購入者・検討者の仕様や設備の重視項目、トップは「収納スペース」

~リクルート住まいカンパニー 「住宅購入・建築検討者調査(2015年度)~

住宅の購入や建築を検討する人が、仕様や設備で重視する項目で割合が最も多かったのは「収納スペース」だったことが、リクルート住まいカンパニーがまとめた「住宅購入・建築検討者調査」で分かった。

 

同調査は、住宅の購入や建築、リフォームの検討意向を持つ20歳から69歳の男女約2500人を対象に聞いたもの。

 

「住宅の仕様や設備に対する重視項目」をみると、「収納スペースが十分にある」がトップで32.1%。

次いで「耐震性・耐久性・建物の構造がしっかりしている」(31.0%)、「省エネ・創エネ設備」(27.9%)、「キッチンの広さ」(24.5%)と続く。収納スペースが性能や設備よりも重視されていると言える。

 

「収納スペース」の割合を住宅の種別みていくと、中古マンションと中古一戸建てで、それぞれ39.0%と35.9%で1位となった。

新築分譲マンションと新築一戸建てでは「耐震/耐久性・構造がしっかりしている」に次いで2位、注文住宅では「省エネ・創エネ設備」に次いで2位となり、新築の検討者よりも中古の検討者の方が、「収納スペース」に対する優先順位が高いことがうかがえる。

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それに加え、「もっと欲しかったアドバイスは?」というアンケートには≪間取り等の提案≫が最多であったとか。

収納計画


そして、最も大切なのはその収納スペースが有効的な収納かどうかですベル

まさに、「住空間収納プランナー」としての活躍が必須ですね

オーダー造作家具の注文時に注意したいこと

こんにちは、収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

造作家具をオーダーする際、自由にすべての寸法を決められるためそれらをひとつひとつ確認する作業というのは、なかなか経験がないと難しいことかもしれません。

収納家具は奥行が大事ですが、当然ながら同じぐらいに収納箇所の「高さ」も大切です

オーダー造作家具

例えば、引出の内寸の「高さ」

お部屋のどこに設置する家具なのか、納めたいものは何か、にもよりますが、わかりやすいもの、決まっているサイズのものはいいのです。

例えばCDやDVDであったり、A4サイズのファイルボックスであったり、はサイズがわかっているので決めやすいですね。

問題になるのは、使用用途がこれ、とはっきりと決まっていない引出。

例えば3~4段の引出ですと最上段の部分。

お宅に伺うと、よく入れられているものとしては、筆記用具や文房具、ポイントカード、名刺、爪切りなどの衛生用品、USBやSDカード、キーケースなどなど。

必要なときにパっと取り出したいけど細かなものが多いのでごちゃごちゃとしたゾーンになりがちです。

先日お伺いしたお宅でも、すでに設置されている家具があったのですが、あれこれ入れたいものを納めてみても、ほとんどのものがすっきりと入らない

内寸の高さが微妙に足りないのです。。。

目安にしたいのは、クレジットカードの長手方向が立つかどうか。

多少余裕をもってスっと入る高さがあれば、細かないろいろなモノたちはスッキリと納まります。(あくまでも細かなモノ。)

必要なモノをどこにどう納めるか、納めたいものに合わせた「機能的な収納家具」が必要な場所にあると、暮らしが変わってきます