秋分の日によせて

こんにちは!片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

明日からシルバーウィークですね!お天気も良さそうでよかったです

連休中はずっとお仕事なので、先日、一足早く両親を車に乗せてお墓参りに行ってきました。

私が住む横浜から船橋⇒蔵前⇒川崎、と3か所のお墓をまわります。

なぜ日本では「春分の日」と「秋分の日」はお墓参りに行くのかな?とふと疑問に思い、ちょっと調べてみたら。。。

生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸」というそうです。そして私たちの居る迷いや煩悩の世界を「此岸(しがん)」というそう。

「彼岸」は西に、「此岸」は東にあるとされていて、真東から日が昇って真西に沈むこの春と秋の1日が最も二つの世界を通じやすくする日なのだそうです。

知らなかった~~~~日本独自の考え方のようです。

イランでは、毎月のようにお墓に行きます。

親族が多いので、行くとたくさんの墓地をまわります。

もちろん、土葬なのでこんな感じです。

お花はちぎって墓石にちらし、コーランを唱えます。

敷地がとても広く、取り囲むように低層の建物が見られます。

これは何か?と聞いてみると、「お金持ちの人たちはお墓の部屋を作るのよ。」とのこと。

中までは撮影はちょっと遠慮させていただきましたが、30畳ぐらいずつに個室に分かれていて、入口の扉や内装にもとても凝っています。

親族がいつでも来てくつろげるように、お部屋の中にはソファや椅子がならび、住めるぐらいの豪華なお墓でした

3カ月半の滞在で「祈り」の気持ちはイランの家族とも共有できたと思えるときがありました。

ある滞在中のお茶のとき、言葉もわからずヒマなので、食べたあとのチョコレートの包み紙で千羽鶴を折っていたら「あなたはアーティストか??」と言われました。笑!!

そして「日本ではこの鶴に祈りを込めて千羽折るのよ」と伝えると「ほおお~~~~」と
ため息と感嘆の声。

お彼岸の意味も伝えたら、きっと深く共感してくれると思います