もっと早く知っていれば・・・

こんにちは、片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

ここのところ、以前にご依頼をいただいたお客様からのご紹介で、というご依頼が増えてきました。

このお仕事も認知度がかなり上がってきているなあ~~と日々実感いたします。

先日、「収納カウンセリング」にお伺いしたお宅は少し前にリフォームをされたばかり。

でもすでにお部屋はどう片付けていいのかわからず困っています、とご依頼をいただきました。

持ち物の量を把握して、新しい間取りに反映させる「収納設計」の内容をお伝えすると、「あ~~~~、もっと早く知っていれば・・・・」と少し後悔をされていました。

そう、ちょっと間取りや細かな設えがちょっと使いにくいお宅は結構多いのです。

クローゼットがリビングの真ん中にあったり、玄関のミラーの位置が寛ぐお部屋全部を来訪者に見せてしまう場所だったり、一番採光のよい明るいお部屋がベッドルームで、日中一番長く過ごすリビングは昼間から電気を点けておかないと暗かったり・・・

日常の動線や生活のクセ、将来を見据えた間取りを暮らす方の視点で一緒に考える。

最初にこれを行って考えておくと、長い目で見たときにとてもストレスがなくなりますよ

秋分の日によせて

こんにちは!片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

明日からシルバーウィークですね!お天気も良さそうでよかったです

連休中はずっとお仕事なので、先日、一足早く両親を車に乗せてお墓参りに行ってきました。

私が住む横浜から船橋⇒蔵前⇒川崎、と3か所のお墓をまわります。

なぜ日本では「春分の日」と「秋分の日」はお墓参りに行くのかな?とふと疑問に思い、ちょっと調べてみたら。。。

生死の海を渡って到達する悟りの世界を「彼岸」というそうです。そして私たちの居る迷いや煩悩の世界を「此岸(しがん)」というそう。

「彼岸」は西に、「此岸」は東にあるとされていて、真東から日が昇って真西に沈むこの春と秋の1日が最も二つの世界を通じやすくする日なのだそうです。

知らなかった~~~~日本独自の考え方のようです。

イランでは、毎月のようにお墓に行きます。

親族が多いので、行くとたくさんの墓地をまわります。

もちろん、土葬なのでこんな感じです。

お花はちぎって墓石にちらし、コーランを唱えます。

敷地がとても広く、取り囲むように低層の建物が見られます。

これは何か?と聞いてみると、「お金持ちの人たちはお墓の部屋を作るのよ。」とのこと。

中までは撮影はちょっと遠慮させていただきましたが、30畳ぐらいずつに個室に分かれていて、入口の扉や内装にもとても凝っています。

親族がいつでも来てくつろげるように、お部屋の中にはソファや椅子がならび、住めるぐらいの豪華なお墓でした

3カ月半の滞在で「祈り」の気持ちはイランの家族とも共有できたと思えるときがありました。

ある滞在中のお茶のとき、言葉もわからずヒマなので、食べたあとのチョコレートの包み紙で千羽鶴を折っていたら「あなたはアーティストか??」と言われました。笑!!

そして「日本ではこの鶴に祈りを込めて千羽折るのよ」と伝えると「ほおお~~~~」と
ため息と感嘆の声。

お彼岸の意味も伝えたら、きっと深く共感してくれると思います

ユナイテッドアローズの家具

こんにちは、片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

先日、アパレルのセレクトショップで有名なユナイテッドアローズさんの家具を見てきました。

北欧&ミニマムをコンセプトに、木材や塗装、皮革、ファブリックにとことんこだわられたようです。

新しいものを購入すると、そのまま新品をキープしたい、と思うのが心情ですが、ヨーロッパのアンティークのように、経年変化を楽しみながら、使い込んで愛着がより湧いてくる、そんな家具を目指して開発をされたそうです。

何十年後にアンティークショップに並ぶことに耐えうる家具とのことそれは期待しちゃいますね

今年、26周年を迎えられたそうです。変わらぬ世界観を維持されていて素晴らしいな~~~と思いました。

確定してしまう前に収納設計を・・【練馬区 Y邸】

こんにちは、片付く収納家具とインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。

昨日は全面リフォームで改築を予定されている【練馬区 Y邸】よりご依頼をいただき、「収納設計」の打合せに伺ってきました。

図面を拝見すると、ご夫婦であれこれと検討しながら、手書きで図面に間取りを書きこんでいらっしゃる段階

新築収納計画

ご新築やリフォームの際の「収納設計」はこのときのご依頼がベストです

まだ図面は確定していなく、条件やご希望がなんとなく見えてきているとき、そして着工までに2ヶ月~3カ月ほど余裕なお時間もあると理想的

この段階ですと、間取りをあれこれ検討することができますし、もっとも重要な「モノ視点」での収納を確保することができます。

初回カウンセリングでは、現在お住まいの家を拝見し、これからの住まいへのご希望や暮らし方のヒアリング、スケジュールの確認、そして家中の持ち物をひたすら採寸してまわります。

「持ち物が多い、少ない」、「これが一般的ですよ」という先入観はなるべく示さないようにしているのですが、比較的Y様のお宅は洗剤やキッチンペーパーなどのストックが多いほうでしょうか。。。

奥様のお話ですと、ご主人様が「このぐらいないと・・・」と言って気が付くと購入してきてくださるそうです。

ご主人様が購入してきてくださるなんて優しい~~けれども量を拝見すると、ちょっと心配症かな・・・

以前にご対応させていただいたお宅でも、ご主人様が心配性で「家の一部をコンビニのようにしたい」とおっしゃる方もいらっしゃいました。震災のあとは特に増えているように感じます。

トイレットペーパーのストック(10ロール入り)が20セットぐらい出てきたお宅もあります

モノに対する意識が変わりつつある昨今、モノへの価値観は一家族、一家族異なります。

ひとつの正解や不正解はありません。(管理できているかは大事なポイントですが・・・)

「何を大切にしたいか」、「どんな暮らしがしたいか」、そして家という寛ぐ場所で「安心・安全を得られるのか」も大事なポイント

私は「モノ視点」からですが、住まう方のご意向に添いながら、そしてきちんと将来を見据えたベストなお家になるお手伝いができるといいな、と思います。

さてさて、図面とモノとの格闘です