こんにちは、整理収納サポートとインテリアで快適住まいづくりをお手伝いするすずくりです。
先日、インテリア産業協会で開催されましたセミナーに参加してまいりました。
「収納をインテリアコーディネーターが提案すると・・・。」というタイトル、業界の収納に対する関心の高まりがうかがえます。
「収納コンサルティング」という業界の現状と、ユーザーのニーズ、その上でインテリアコーディネーターとしてどのようなことができるのか、という内容でした。
現在、大きく分けると下記の6タイプに分かれるそうです。それぞれの特徴を話されていました。簡単にまとめると、、、
■ハウスクリーニング業 ・・・ 掃除しやすい片付け
■引越し・倉庫業 ・・・ とにかく片付け
■生活経験者 ・・・ 子育て経験を活かしたアドバイス
■ファッション ・・・ クローゼット中心に着こなしまでアドバイス
■事務職経験者 ・・・ 家族の書類など、ファイリング中心
■建築・リフォーム ・・・ 間取りから考える家づくり
インテリアコーディネーターとして収納に絡むとするとやはり最後の「建築・リフォーム」の住宅視点になります。
確かに、家を建てた方の不満足度調査では、30年間も不動の1位は「収納」というデータもあります。
しっかりと自分の持ち物がどのくらいなのか、何に困っているのか、どのような暮らしをしていきたいのか、それをきちんと建築の専門家に伝えることはなかなか難しいところです。
「ゼロから作る強み」と「機能美(デザイン)」
それを踏まえて、お客様の通訳を担うことができるの点が、「インテリアコーディネーターが提案する収納」である、というお話しでした。
また、すっきり片付いて、ちょっとインテリアを変えたい、などの要望にも応えられます。「負を除去した上で”ときめき”を与えられる仕事」とも話されていました。流行りのキーワードに便乗ですが、これはなるほどと思いました。
ここのところ、家をお教室(サロン)にしたい(そのような方を「サロネーゼ」と言われるそう・・・)、というお客様からのご依頼も増えています
「人を招くことができる家にしたい」、この要望はとても多いです。そのためには収納に配慮した住まいづくりは欠かせないものになってきます。
そのような住まいづくりのお手伝いを、お客様と一緒に楽しみながらしていきたいですね