先々週から、収納コンサルティングを4件ほど対応させていただきました。
新築の際に、間取りの収納場所と、新居に持っていきたい家具や持ち物など、収納に関することをトータルにご相談いただけるこのサービスは少しずつ浸透しているのではないかと実感しています。
間取りを拝見していると、もっとも家族の「モノ」が集まるリビング・ダイニングに、収納が考えられていないことが多いと感じます。
先々週から、収納コンサルティングを4件ほど対応させていただきました。
新築の際に、間取りの収納場所と、新居に持っていきたい家具や持ち物など、収納に関することをトータルにご相談いただけるこのサービスは少しずつ浸透しているのではないかと実感しています。
間取りを拝見していると、もっとも家族の「モノ」が集まるリビング・ダイニングに、収納が考えられていないことが多いと感じます。
先日、ホームページからお問合せをいただきました豊島区S様。
「収納量については足りていると思うのですけれど、それが片づけやすい・暮らしやすいにつながっているのか不安になりご連絡いたしました。」とお問い合わせをいただきました。
来年、新築戸建が完成するご予定で、まさに今、図面が確定されようとしていらっしゃるタイミングです。
ご相談内容をおうかがいし「収納コンサルティング」のご依頼をいただきました。
事前に図面をいただき検証してみると、とても収納量も多く、中に入れられるご予定のモノもしっかり、建築士の方が図面に書き込まれていらっしゃいました。
今回は、私はあまり必要ではないかしら?と一見図面を拝見してそのように思いましたが、解読して、実生活に落とし込んでいくとやはり気になるところが少しずつ見えてきます。
事前に間取りと図面の検証をしてから、ご自宅にお伺いしてモノの量を把握させていただき、現在お困りな点や生活のクセのようなものを確認させていただきます。
ご自宅にお伺いする際には必ず「来客だから、と片づけたりせずに、日常のままを見させてくださいね。」とお伝えします。
そのほうが効果が高まります。
各部屋を見させていただき、再度間取り図面と立面図を拝見しながら、主には以下のようなことをご提案させていただきました。
◇実際に棚から荷物を下ろすときにそのスペースが足りているかどうか。
◇細長い収納庫にどのようにモノを納めるか。その中で重いものを持つときの体勢がどうなるか。
◇奥行のあるものを置くことを想定している棚、目的のもの以外はどのようにしたら収納しやすくなるか。
◇家具の配置に伴う配線の想定
◇ゴミ箱の位置
◇壁面収納の奥行
◇WICの使い方のご相談
◇クローゼット上部棚の奥行
などなど・・・。
奥様も収納庫内の棚の使い方のご提案には、「そのような考え方もあるのですね!目からウロコです~~~」ととても喜んでくださいました。
とても収納量も多く、デザイン性も高いお家。
あと少しのコツを足すとさらに住みやすく、
住んでから「こうしておけばよかった」ではなく⇒「こうしておいてよかった!!」と後悔のない愛着の湧く家になります!
間取りの収納検証や収納コンサルティングはすずくり(suzukuri)へ。
ご相談はこちらからどうぞ。
http://www.suzukuri-k.com/
インテリアに関すること、収納に関すること、壁面に関わること、すずくり(suzukuri)にいただくお問合せはさまざまです。
最近、3件ほどいただきましたお問合せ事例を参考までに書かせていただきますね。
▪️S様のお問合せ
S様は二年前のお引越しの際にご依頼をいただいてからのお付き合いです。
今回は新しいお引越し先の造作家具についてお問合せをいただきました。
造作家具は近所のリフォーム屋さんにご依頼をされていらして、でもその造作が適正かどうかみて欲しい、ということで「収納カウンセリング」のご依頼をいただきました。
造作家具の棚板の使い方や、収納量についてアドバイスをさせていただくと、リフォーム会社さまとの打合せにも同席してほしい、とのご依頼もいただき、図面への変更箇所など、一緒に打合せを進めさせていただいています。
▪️T様のお問合せ
T様はホームページですずくり(suzukuri)を見つけてくださり、初めてのお問合せです。
新築の住まいの図面が完成しつつあるのですが、果たしてその収納が適正かどうか、図面を見てほしい、と「収納コンサルティング」のお問い合わせでした。
まずはお家を拝見させていただくか、お家を見られることがイヤな場合はご指定のカフェなどで図面を拝見いたします。
T様は3月にお会いすることになりましたので、どのようなお住まいの図面か拝見することが楽しみです。
▪️U様のお問合せ
U様は所有されているオフィスをリフォームされるとのことで、「インテリア」&「収納コンサルティング」のご依頼をいただきました。
すでに5年目のお付き合いになりますが、お住まいのマンションは昨年リフォームしたばかり。その際にも「収納コンサルティング」のご依頼いただき、持ち物の量に合わせた収納のアドバイスをさせていただきました。
クローゼットや収納庫がとても使いやすくなられたようです。
今回はオフィスをサロンにされるという改装のご相談ですが、リフォーム会社様はすでに入られていて、内装材やちょっとした収納にはこだわりたいとご相談をいただいております。
新築やリフォームの際、「住まいづくりのセカンドオピニオン」として、収納やインテリア視点でのひとつの目を加えることはとても有効的なことと感じます。
家はよく「3回建てないと満足する家にならない」といいますが、そんなに建てられる人はわずかではないでしょうか。
新築やリフォームの際は夢や憧れが先行します。
お庭でBBQができるようにしたい。
パーティーなどで人がたくさん呼べる家にしたい。
音楽の演奏会ができる家にしたい。などなど。。。
それもとても大切で重要なのですが、その夢を快適に実現させるためには、やはり伴うモノの量や収納の場所を考慮することが必要と考えます。
一人でも多くの専門家の目で、チェックができると後悔のない家になるのではないかと思います。
ジャンルを越えた専門家同士の横のつながりももっともっとできていくといいですね。
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
中野区K様の収納コンサルティングの2回目の打ち合わせを前に、電気配線図についてもご質問をいただきました。
「収納」と「電気配線図」
あまり関係がないように見えますが、とても大切なポイントです。
私は設計士ではありませんので、「ご参考までに・・・」という形でのご提案になりますが、住む方の収納したいモノ、動線や将来への可変を考慮して、一つでも多い頭で一緒に考えることはとても大切なことだと思います。
住み始めてから後悔しない住まいづくりには、取り入れておきたいですね。
今回も、収納庫内に2カ所、洗面所の作業カウンターに1か所、ベッドを置かれる予定の場所に1か所、携帯の充電をされそうなカウンター上に1か所、などに追加でご提案させていただきました。
収納庫内は将来的な掃除機の充電を考慮して。
現在の掃除機はコード式のタイプなのですが、この数年でスティック充電タイプの掃除機を選ばれる方はとても増えています。
2階建て以上になると、2台目としてこのタイプを追加購入される方も多いようです。
そのためのコンセントをあらかじめ考慮して、収納庫内にも準備ができているといいですね。
dysonで指定があるならば、床から1300mm~1400mmあたりに下地もあると望ましいです。
他にも考えられるのは、電動自転車やその他の充電スペースはコードも目障りなのでできれば見えるところから隠して充電したいものです。
アイロン掛けやハンディのスチームアイロン、またはズボンプレッサーなど、どこで何をするか、に伴ってコンセントが必要な場合はとても多いです。
誰に相談したらいいものか迷うようなこのポイント、生活が始まると最重要ポイントになってきますよ。
明日、2回目の打ち合わせとなり、資料も完成しました。
設計士の方もとても協力的なので打ち合わせもスムーズに感じます。
収納は「大容量」という言葉に要注意です。
これぐらいあればいいだろう、とドーンと2畳分の収納スペースがあったり、奥行が深い押入れサイズばかりの収納であったり、という図面が多く見られます。
収納するモノにはそれぞれサイズがあります。それらを収納するには適した「収納サイズ」があり、もっと大切な「出し入れしやすいサイズ」があります。
ストレスのある収納にはいつのまにか収納しなくなり、気づくと部屋に溢れてきてしまいます。
片付かない原因はあなただけにあるのではありません。
間取りや収納のせいにしてもいいのですよ。笑!!
昨日はリノベーションの工事が進行している中野区K様のお宅へ収納コンサルティングにお伺いしてまいりました。
すでに間取りも確定して、工事も進んでいる中ですずくり(suzukuri)を見つけていただき、ご依頼をいただきました。
戸建をフルリノベーション。昨日はスケルトン状態のお宅を拝見しました。
「収納コンサルティング」は間取りを決められる段階でご依頼をいただけると望ましいですが、今ならまだ収納内部の見直しをしてもまだ工事に間に合うということで、打ち合わせを始めさせていただきました。
今は仮住まいにお引越し中ですので、実際のお住まいの状況は拝見できませんでしたが、図面を事前にいただき、検証をして、工事中のお宅を拝見させていただきました。
その後、カフェにて持ち物の量や暮らし方、日常生活をみっちりとヒアリングしていきます。
図面をもとに、キッチンやリビングの収納が足りなくなる可能性が大きく、その対策をご提案させていただきました。
また、お布団の収納のために収納場所を確保されていましたが、実は収納する布団がないことが判明。
その分を足りていないご夫婦のクローゼットや家電を収納する仕様に変更をしたり、バッグの置き場やアクセサリーの収納、などなど・・・、今からわかっていると引っ越しをしたときに困らない要素がたくさん出てきました。
大きなクリスマスツリーの収納場所も確保されていましたが、年1回とはいえ、人間工学的に見てもその場から出し入れすることが少々億劫になっていきそうなスペースでしたので、収納の仕方を変えることにしました。
生活や体の動きにに寄り添った住まい・収納にするには、これから長く愛着をもって住む家にとって、とても大切な作業です。
3時間近い打ち合わせになってしまい、ずっと質問攻めにとなりお疲れでないかと心配になりましたが、ご主人様は「とても楽しかったです!!」と晴れ晴れとした表情になられていました。
「住空間収納プランナー」として住まいに貢献ができるこの収納コンサルティング、もっともっと広まって必要な方々に届くといいな~と感じるのでした。
今年はその兆しがいろいろと見えてくるような新しいことがいっぱいです!!